HOME > ホール情報

「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演まで残りわずかとなりました。

 現在、置賜文化ホールでは6月27日(土)開催の演劇公演、「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演にむけて、着々と準備を進めております。

 おしょうしな観光大使として米沢とかかわりの深い女優、五大路子さんをお招きして、戦中戦後活躍された歌手、渡辺はま子が体験した実話をもとにした演劇を披露します。

 終戦を迎えた1945年。日本が占領していたフィリピンには、終戦を迎えた戦犯108人がモンテンルパの刑務所に捕虜として収容されていました。彼らは死刑を宣告され明日をも知れぬ日々を過ごしていました。その中でできた歌が「あゝモンテンルパの夜は更けて」です。

 この歌は日本でレコード化され、大ヒットとなりました。レコードに歌を吹き込んだ歌手、渡辺はま子は戦中に日本軍への慰問を行っていたために、自分も「歌う戦犯」としての自責の念を持っていました。この歌に出会ったはま子はフィリピンの捕虜たちを救いたいと行動をおこします。

 しかし、当時フィリピンとの国境はなく、フィリピンの大統領は日本兵に家族を殺されており日本を恨んでいました。果たして、はま子はフィリピンの捕虜たちを救うことができるのでしょうか。この行動がおこした奇跡とは…

 今年は戦後70年の節目となる年です。この実話に基づいた演劇を通して、戦争と平和について考えるきっかけができたら幸いです。

まだお席はございます。お問合せは置賜文化ホールまで(26-2666)。お待ちしています。

 

「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演

昼公演 13:30開演 夜公演 18:30開演

全席自由 前売3,000円 (当日3,500円)

2015.06.17:denkoku:[ホール情報]

JazzCaf?Liveまで残り3日です。

6月になりました。米沢はだんだんと暑くなっていくようです。皆さまも熱中症にはくれぐれもお気を付け下さい。

さて、今週の土曜日には今年最初のJazzCaféLiveがミュージアムカフェでおこなわれます。

現在、長井市在住で山形でサックスの素晴らしさを教えているプレーヤー、横澤徹さんをリーダーにしたカルテットによるジャズのライブです。
さて、これまで未定でしたドラムの出演者の方が決まりました。

仙台在住の熊谷清記さんをお招きします。
仙台を中心に活躍されているジャズマンの中では大御所と呼ばれている有名なドラマーです。今回、伝国の杜のJazzCaféLive初登場となります。
ジャズの中で縁の下の力持ちともいえるドラム。はたしてどのような演奏をしていただけるのでしょうか。とても楽しみです。

どのような曲を演奏するのか楽しみに思い、横澤さんに聞いてみました。当日までの秘密と言われました。ますます楽しみです。

皆さまも期待を胸に、当日はお越しください。まだまだお席はございます。ご予約はお早めに。(0238‐26‐2666)

JazzCaféLive~横澤徹カルテット~
6月6日(土) 18:30開場 19:00開演
入場料前売1,000円(当日1,200円)

2015.06.03:denkoku:[ホール情報]

「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。

  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。
  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。
  • 「風の香狂言会in置賜」は好評のうちに終了しました。

野村万蔵さんはじめ、萬狂言一門の皆さまをお招きして、おこなわれた「仏師」「棒縛」を鑑賞しました。

初めに、こども狂言クラブの講師をしている山下浩一郎さんが、狂言を見る時のポイント、楽しみ方、さらには狂言衣装の秘密まで紹介。太郎冠者の腰帯ってネクタイのようなものだったんですね!!
続いて、「仏師」。田舎者と詐欺師が話をするところはちょっと難しそうな様子でしたが、お面をつけて仏像になりすました詐欺師が田舎者の注文に応じて、様々なポーズをとるところがおかしく、客席の中で笑いがおこりました。
そして、「棒縛」。さすが野村万蔵さん。棒で縛られながらお酒を飲もうとするところ。縛られたまま舞を舞うところ。最後に、棒で主人をからかうところと客席から笑い声が絶えることはありませんでした。

狂言の面白さを体験できた素晴らしい1日になれたと思います。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

次回の置賜文化ホールは、大人気のJazzCaféが6月6日19:00からございます。博物館の喫茶コーナーで毎年好評のジャズのひととき。入場料はドリンク付きで1,000円。是非おこしください。

2015.05.18:denkoku:[ホール情報]

風の香狂言会in置賜まで残り1週間です!!!

上杉まつりも終了し、GWも終了しました。ついに伝国の杜の桜もすっかり散り、若葉が青々としています。伝国の杜は祭りの後のような穏やかな日々を過ごしています。

そんな中、少しずつ熱い活動をしているのが、置賜文化ホールです。ついに、今年度最初の自主事業、5月17日(日)、14時から開演の「風の香狂言会in置賜」まで残り1週間となりました。

今の狂言会の第一線で活躍されている狂言師。野村万蔵氏とその一門をお招きし、狂言を2番披露いたします。今日はそのあらすじをちょっとだけ…。

一つ目の演目は「仏師」です。
ある田舎者が、お堂を建てたのでその中にまつる仏像を求めに都にやってきます。大声で仏師(仏像を彫る人)を探していると、そこへすっぱ(さぎ師)が近づき、翌日までに仏像を作ることを約束します。すっぱは田舎者をだまして、代金を手に入れようと考えますが…。
すっぱが考えた方法はとんでもなく荒唐無稽。田舎者は素直にだまされてしまいますが、その後の2人の掛け合いがとてもおもしろいです。

二つ目の演目は「棒縛」です。
主人は、いつも自分が外出したすきに、召使の太郎冠者と次郎冠者が酒蔵の酒を盗み飲みしていることに気づきます。そこで、太郎冠者の両腕を棒に縛りつけ、また次郎冠者の手も後ろに縛ってから外出します。残された2人はそれでも酒が飲みたくなって…。
普通、縛られたままではお酒なんて飲めません。しかし、どうしても飲みたい2人は考えられない方法でお酒を飲み出します。2人の悪知恵?には皆さまもなるほどと思われるでしょう。後半には狂言の謡や舞を見ることが出来て狂言の奥深さを感じることができます。

料金は、全席自由席で高校生以上は1,500円(当日2,000円)、中学生以下は無料です。
このお値段で、東京で活躍されている一流の狂言師の芸を見ることができるのはこの機会をおいて他にはございません。

ご家族連れでも5歳から入場できます。この機会に日本の素晴らしい伝統芸能を体感してみてはいかがでしょうか。まだ、お席はございます。どうぞ、お越しください。

伝国の杜スタッフ一同、心よりお待ちしております。

2015.05.09:denkoku:[ホール情報]

置賜文化ホール 5月のイベントのご紹介

5月になりました。明日は上杉まつりの後半、武?式、明後日は川中島合戦と続きます。風薫る5月とは言いますが太陽が無駄に元気です。今年は暑い…熱中症にも気をつけながら楽しんでください。

さて、置賜文化ホールでは、5月に能・狂言のイベントが目白押しとなっております。

5月4日には地元の金剛流能楽愛好会の皆さまによる謡と仕舞のイベント「さくらに舞う会」がおこなわれます。上杉のお殿様の時代からずっと米沢の地で愛されてきた金剛流の能楽。その火をずっと守ってきた皆さまによる金剛流の公演です。
伝国の杜もこの火を伝えていきたい…その思いから始まった、こども狂言クラブに参加しているこども達も狂言で出演します。おとなの皆さまにまじって、元気よく日頃の成果を発表します。
場所はエントランスの能舞台、時間は13時から16時までを予定しています。博物館で楽しみながら是非、能の世界を体感してみてはいかがでしょうか。

その後、5月17日(日)には、こども狂言クラブで狂言を教えてくださっている萬狂言の一門の皆さまをお招きして狂言会を開催します。その名も「風の香狂言会in置賜」!!!!!13:30開場 14:00開演です。
狂言を楽しく教えてくださっている山下先生はもちろん、山下先生の師匠であり、狂言界の第1線でご活躍されている野村万蔵氏も米沢にいらっしゃって、一流の狂言を皆さまにご披露くださいます。

番組は「仏師」と「棒縛」。共に狂言の中では動きもあり、おかしさもあり、初めての方にもわかりやすい狂言でございます。
もちろん、狂言の前にわかりやすい解説もございます。大人から子供まで楽しめること間違いございません。
料金は1,500円(全席自由)!!! このお値段で狂言の世界を体感できるのはこの機会を除いて他にはございません。中学生以下の皆さまは無料となっています。どうぞ、ご自由にお越しください。

また、14日(木)の16:00からは狂言師の皆さまによる伝国の杜ファンクラブ会員むけの「おとな狂言教室」がおこなわれます。より深く狂言を楽しみたい方にはおすすめです。是非ご参加ください。(お問合せは0238-26-2666まで)

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

2015.05.01:denkoku:[ホール情報]