お盆のお墓参り
私の実家のある熊谷ではお盆の入り日(13日)と明けの日(16日)にお墓参りをしつつ、ご先祖様のお迎え&お送りをします。
実はお盆はいつも実家で過ごしており山形方式がわからないでいますが、今年初めて気づいたことがあります。
山形では13日もしくは14日にお墓参りをするということ。
13日はともかく14日にお墓参りをしても、ご先祖様は家に来ているんじゃないかと思うのですが、山形ではそういうものらしいです。
山形の花火大会も8月14日にこだわって毎年設定されています。
花火を迎え火もしくは送り火ととらえる地域もある中で、山形の花火大会は14日としているあたり、山形独特な理由があるのかもしれませんね。
ふるさと納税
最大級の台風到来。
よりによってお盆直前、大勢の方がふるさとへ向かうこの時期に来なくても・・と思うのですが、台風は時と場所を選んではくれませんね。
このお盆シーズンは、実家を出て他の地域で暮らす人々にとっては「ふるさと」を強く感じさせてくれる時期。
そんなタイミングで目に留まったのが先の記事(日本経済新聞 2014年8月9日付)、天童市へのふるさと納税の寄付額が1億円を超えたというもの。
全国的にみると突出した数字ではないようなのですが(控除額のランキングはあっても寄付額ランキングなるものは見当たらず)、山形県内では初の1億円突破ということで、県内では1番寄付を集めている自治体ということは容易に伺えます。
ふるさと納税(寄付)をしてくれた方へのお礼の品としてサクランボなどの特産品を用意したのがヒット要因だそう。
サクランボというと、県内では東根や寒河江が頭に浮かびますが、天童も立派なサクランボの産地。
ふるさと納税で上手に宣伝。寄付金が多く集まるだけでなく特産品のPRにもつながり一石二鳥ですね。
ふるさと納税についてはポータルサイトがいくつも作られており、どんな制度で、どの自治体に寄付するとどんなものが贈られるといった情報を得ることができます。
これらを見ると、寄付金額および控除額が多いのは断トツで東京。つまり東京に入るはずの住民税が地方へ散らばっているということ。
またふるさと納税のお礼品で人気なのが、お米、牛肉、果物、海産物、お酒ということも見えてきます。
ふるさと納税制度が始まった頃は、なんで寄付のお礼がこんなに・・と思ったものですが、日本全国の特産品を知るのは国を知るようでもあり悪くないなぁと。
また、モノで違和感のある方には自然保護や災害支援といった寄付の使い道を指定してふるさと納税をすることができます。
それはさておき、山形にはこの人気特産品が全てそろっています!
さらには控除される寄付金の上限が2倍になる見通し。
総務省 寄付額一覧 を参考に見ると
現行制度だと、
給与収入300万円独身の方は、下表に示す16,000円以下の寄附であれば自己負担額は最小の2,000円となるが、これ以上の額の寄附をすると、自己負担額が増加していく
上限が2倍になると、32,000円以下の寄付~となり、自分の持ち出しが少ない状態で特産品をより手に入れられるようになるというワケです。
ふるさと納税制度を見方につけて、都会のお金よ~、山形に流れておいで~。
山寺付近で川遊び
山寺の近くに立谷川という須川の支流の川があります。
下流で須川と合流したあと最上川に注ぎ込む川です。
宮城との県境から日本海まで長い旅をする川の水で遊んできました。
場所は山寺から面白山方面へ少しあがったところ。
最高気温36度の日でしたが川付近の温度は28度といったところで涼しい~。
昼過ぎには大勢の中高生が自転車で乗り付けてきました。地元では人気の川遊びスポットのようです。
ここは浅い流れあり、ウォータースライダー風になっているところあり、飛び込みOKの深みあり、と小さな子供から大人まで楽しめます。
メダカ、オタマジャクシもたくさんとれます。少数派ながらカジカや川エビも存在してたようです(子供談)。
オニヤンマはじめ数種類のトンボも。
水遊びはもちろん川辺の生き物に夢中になれる場所でもあります。
ただ、残念ながらBBQをしたであろう人の残骸やタバコの吸い殻、吐き捨てたガムなどが落ちていました。
これらのゴミは川の流れに乗ると海へ。先日行った日本海の海がきれいだったのは結局は地元の方の清掃活動のたまものだとか。。
海を育てるのは山、海をきれいに保つのも山。肝に銘じて川遊びを楽しみたいところです。
タガマヤ村へ!
以前、おしんの生家はこちらの看板があったところの近く(現在は庄内映画村へ移築されてます)。
幼稚園時代のお友達家族12組でタガマヤ村を訪ねました。
山形には古いお宅が多く、ゆったりとした家に見慣れていますが、ほとんどの人の第一声が「広い!」。
1500坪といわれるその敷地には、母屋、蔵、小屋、ツリーハウス、畑があり、子供たちは次々と面白そうなところを見つけ、鬼ごっこ、かくれんぼを皮切りにどんどん遊びを繰り広げています。
ちょっとザワザワっと感じてしまう人が二の足を踏んでしまう人形の間、蔵へも子供たちはへっちゃらで入っていきます。
ウワサの座敷童を蹴散らす勢いです。
母たちは、なんとも落ち着く空間でまったりと近況報告会。
食事前に台所でワイワイ準備してると、地元出身者が「なんかお盆みたい。」
都会では実家がマンションであることも珍しくない今日この頃。
田舎へ帰る疑似体験のようでもありました。
料金は素泊まりのお宿としては高めですが、この空間で過ごせた時間はプライスレス。
子供たちの心にはどのようにタガマヤ村が残るでしょうか。
湯野浜海水浴場
湯野浜海水浴場で海水浴デビューしました!
といっても本当に海が初めてなのは我が家のチビ2人。
長男と私にとっては日本海での海水浴が初めてです。
夫の20数年ぶりの記憶を頼りに由良へ行こう!と出かけたものの、平日のためかなんだかさみしい雰囲気。
途中の加茂水族館はクラゲドリーム館で大賑わい、流れに流れて湯野浜で海水浴をすることに。
山形一賑わっていて、週末ともなると芋の子洗い状態だよ、と聞いていましたが、さほど混んでおらず、むしろ安心できるぐらいの人出でした。
海の水は日本海らしく少々冷たいもののとてもきれいです。砂浜も白浜でサラサラ。
湯野浜は浅瀬で泳ぐには向かない海水浴場ですが、小さい子ども連れには安心。
そしてヒラメの稚魚やクサフグなどの魚がいたり、見たこともない蟹がいたりと、水遊びだけでなく生物でも楽しむことができるのが魅力。
子どもたちは唇を真っ青にしながら遊んでいました。
湯野浜は温泉地、帰りは温泉でさっぱりと~と単純に考えていたのですが、日帰り温泉を行っている旅館は非常に少ないようです。
ようやく見つけた公衆浴場でさっぱりして帰ってきました。
公衆浴場らしくシャワーやシャンプー、リンス、ボディソープはありません。
そして熱い!!日焼けした肌には痛い!
海の家でシャワー、のほうがいいかもしれません。。。