中秋の名月
十六夜にしてスーパームーン。
山形では両日ともお天気に恵まれお月様を見ることができました。
月が一番大きく見える時間は朝の10時だったらしいのですが、今夜もとても大きく明るい月を見ることができます。
ウサギやらかぐや姫を思い起こさせるような月。
おやつに食べたうさぎ饅頭を思い出しました(*^_^*)
うさぎ饅頭と一緒に鶴亀の上生菓子を購入し、ジイチャンに差し入れしました。
そう、今日は重陽の節句、長寿を願う日でもあります。
まだまだ元気でいてほしい、そんな風に思わせてくれるお年寄りが山形にはたくさんいます。
少子高齢化を笑い吹き飛ばすような元気のよい子供とお年寄りの姿をスーパームーンに願うのでした。
建前
先月のことなのですが、家を建設中の友人が「上棟式と餅まきやるからおいで~」と声をかけてくれました。
私にとっては初めての体験。子どもたちとともにウキウキとでかけて参りました。
時間は15時から。大工さんたちのおやつタイムに行うのがならわしなんだそうです。
建設中の家の中に祭壇のようなものが設置され、式進行は工務店の営業さんと思しき方が行ないます。
後から知ったのですが地鎮祭とは違い上棟式には神主さんは来られないもののようです。
式自体は神式で、榊があったりお神酒があったり。
塩をまくといった神主さんがしそうな儀式は大工の棟梁が行なっていました。
そしてへぇ~~~~と思ったのが、棟梁による謡。
おめでたい「鶴亀」と「高砂」の二曲が披露されました。
大工さんというのは家を建てる腕前ばかりでなく、喉の腕前も必要なんですね。
(一昔前までは、大工さんに限らず親戚・近所の中に謡や長唄、小唄を得意とする人が一人や二人はいるほど身近なものでしたね)
そしてお神酒で乾杯。
ここが山形独特だと思うのですが、お神酒の中にスルメ。
お神酒とスルメがセットになっているが山形流。なぜかはわかりません(笑)。
お神酒で乾杯した後はお待ちかねの餅まき。
これも当日初めて知ったのですが、男性しか餅まき場(2階のテラスのようなところ)には上がれないということで、建て主の一人ではあるけれど女性ということで私の友人は上がれず、棟梁、旦那さん、お義兄さんの三人が上がられていました。
ご近所の方や一緒に招かれた友人(山形出身)は「建前(たでまえ)、久しぶりだな~」と口ぐちにいい、お餅をキャッチしやすいようにエプロンやザルを用意したものだと教えてくれました。
関東では餅まきはおろか上棟式さえしない家がほとんどだと思います。何せ狭小建売住宅が主流ですから上棟式の行われるべきタイミングの家を目にすることがないのです。
さて、餅まきでは丸餅のほかに紅白の水引のついた5円玉やお菓子が降ってきました。
そこで長男の意外な姿を見ることに・・・・。
お菓子はもちろん、5円玉をたくさん拾い家に着く前には水引を全てほどき払い
「わーい、お金持ちになった~」
人生に大事なご縁より目先の小銭。
楽しい体験をさせていただいた日でもありましたが、長男の将来が少々心配になった日でもありました。
ペットボトル・イルミネーション
18,000本の使用済みペットボトル×LED、雪まつりを思わせる作品展示で来場者を迎えてくれます。
豪華絢爛なルミナリエやミレナリオも、ホッコリ系山辺スタイルもどちらもイルミネーション。
イルミネーションとひとくくりにされるとなんだか不思議な感じがしますが、光に魅了されるという点では共通していますね。
都会のギラギラしたイルミネーションよりも、星空が美しい山辺町で見るホッコリイルミネーションに心動かされるのは年だからでしょうか…(笑)
さて、山辺町役場前広場で展開されているペットボトルイルミネーションですが、10月3日まで雨天時を除き毎日18:30~21:30で点灯されます。
さらに今年は9月27日からライトアップされたクラゲの水槽も見られるそうですよ。
山形いも煮まつり開幕
山形市の東沢地区では日本一の芋煮会フェスティバルに先駆けていも煮まつりが行われました。
このお祭りは唐松観音堂の復元をきっかけに1977年から行われているというかなり老舗なイベントのようです。
場所は芋煮会のメッカとなる馬見ヶ崎川河川敷のやや上流、唐松観音堂近く。
日本一の芋煮会フェスティバル使われた大鍋、初代鍋太郎が置かれてる付近ですが、今までなんでここに鍋太郎?と思っていたのですが、今日の新聞記事で初代鍋太郎が唐松観音堂の足元に置かれてる理由がなんとなくわかりました。
ここのまつりが芋煮会の元祖?
いも煮まつりは11月9日までと二ヶ月強に渡り開催されるそうです。
ここでいうところのまつりは、桜まつりのようなものでしょう。
この期間芋煮をお楽しみ下さいというような意味合いだと思います。
誰かにいも煮を振舞ってもらえるわけではないので各自でなんとかして芋煮会を楽しみましょう(*^_^*)
写真は山形新聞2014年8月30日付です。