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栗拾い

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あいにくの空模様でしたが、シルバーウィークはいかがでしたか?

私はというと、連休初日と二日目は、大学祭にビエンナーレと人や文化に触れる時間を過ごし、最終日は自然たっぷりの西蔵王で栗拾い。

自然豊かな山形ですが、このところ街に身を置くことばかりだったので、山形の自然ってこんなだったなぁと思う瞬間を過ごせました。

西蔵王への車窓からの景色は緑、緑、緑。霧。チラリ紅葉。ときどき棚田の黄金色。

夏ほどではないにしても、まだまだむせそうなくらいの草と木々の緑を感じます。

栗拾いの現場は山の中とあって虫もいっぱい。蚊のようなのもいればジブリ映画で出てきそうな形の蜘蛛やら、もちろん栗の中からはゾウムシのようなワームがにょろり。

草があろうとも虫がいようとも、ときどきイガグリが落ちて来ようとも栗が拾えるのがおもしろくて、雨が降り出しても無心になって拾っていたような気がします。

栗拾いは私たち家族にとって初めての体験で、娘は絵本で読んだイガグリとつきあわせているようでした。

事前に友達から栗拾いについて足でイガグリを開いて実を取り出す、とレクチャーを受けていましたが、うっかりイガグリのトゲに触ってしまい痛い目にあうことも。

トングがあれば持っていくとよさそうです。

栗林の持ち主の方に今日お聞きした話ですと、栗拾いの時期は3回くらいあるそうで、今回は早い方で、実は終わりの頃の方が味がいいのだそうです。

「またござっしゃい」と嬉しいお言葉をかけていただきました。チャンスがあれば次回はトング持参で参ります(笑)。

2016.09.19:pokonyan:コメント(0):[季節]

秋の長引く咳

  • 秋の長引く咳

先日の岩手県、北海道に大変な被害をもたらした台風10号が近づいて来た頃(約3週間前)咳が出るようになりました。

最初は子どもが咳き込んでいて、秋のアレルギーのためだろうとのんきにしていたら、私と他の子どもたちもみんなでゴホゴホ。咳が出たしたら止まらないほどゲホゲホ。

こんなとき親子まとめて診てもらうには、耳鼻咽喉科。

専門家というのもありますが、大人と子ども、内科と小児科をはしごをせずに済むので耳鼻咽喉科は非常にありがたい存在です。

が、耳鼻咽喉科で処方された薬はあまり効かないうえ、副作用でクラクラ。

数日経って、台風が過ぎ去ったあと、いつもの整体(カイロプラクティック)へ行くことにしました。

ここは、体の中と外、心も整えることを総合的にプロデュースしてくれるような、内科的不調のときもいい感じになれる治療院です。

私は咳込みながら「まんまと台風の影響を受けました」と自白。

先生も「骨の○番ののところが歪んでるから、粘膜系が弱くなってやられるんだ。腎臓も気をつけろ~。台風なんぞ来ても大丈夫な体ならこうはならないぞ。」と言いつつ、バキバキッ!

そして今日約2週間ぶりに整体へ行ってきました。

長引く咳について相談すると、

「咳は気管支の収縮のためちょっとした刺激(冷たい空気とかほこり)で出てしまう。

自然に治ることも多いけれど、外から気管支を拡張してやるという方法もある。

その一つが薬(気管支拡張剤というのをよく聞きますね)。もう一つは、たっぷり汗をかくこと。

体調と相談しながら、サウナや岩盤浴で汗を流してみ~。個人差はあるけど2、3回でよくなると思うよ。

それからマスクをしてると体が甘やかされて治りにくくなるぞ!」

今日は地域のお祭りですが、マスクを外し、家でゆっくり休んで明日の岩盤浴に備えたいと思います!

2016.09.15:pokonyan:コメント(0):[季節]

海づくり大会とお召し列車

  • 海づくり大会とお召し列車

山に囲まれて暮らしているとここが海有り県だということを忘れてしまいがちなのですが、庄内に豊かな海を抱える山形県です。

実家の母が夏に山形へやってきたときも、県庁に設置された「海づくり大会」の看板を見てうっかり「なんで?」。

母は海が好きで以前から「海づくり大会」の存在をも知っているというのに、この失言。

ですが、生まれも育ちも山形という我が家のジイチャンを見ると、きっと海など意識せず95年生きてきたのだろうと思えてきます。

山形の4地域で風習、文化などに違いができるのも当然なのよねとも思ったり。

さて、この海づくり大会には天皇皇后両陛下も臨席され、大会会場の酒田から稚魚の放流会場のある鼠ケ関までお召し列車で移動されたとのこと。

庄内浜の海岸線を走る列車。

ただの過客であれば車窓を楽しむに違いないところ、両陛下は沿道で手を振る人々に応え続けたのだそう。それもほとんど座ることなく。

庄内でこのお召し列車を見送った人々は、気持ちよく豊かな海づくりを盛り上げていこうと思えたことでしょう。

私は内陸で、森、山、川を通じての豊かな海づくりを意識したいと、そう思いました。

昨年の天皇皇后両陛下の山形私的訪問でなんともいえない元気をいただいてますしね♪

(写真は、山形新聞 2016年9月12日付)

2016.09.12:pokonyan:コメント(0):[特産品]

柿渋(発酵)

  • 柿渋(発酵)
  • 柿渋(発酵)
水に浸した青柿は一日1~2回かき混ぜます。

カビの発生を防ぐためですが、発酵を促すこともできるようです。

最初のうちは棒で混ぜ混ぜとやっていたのですが、途中からは袋の口を持って外から押す方式に。

気休めに、袋モミモミの前後どちらかで口をあけて空気を入れ替えます。

このモミモミ作成は柿渋が飛んでくることもないし、ニオイも気にせず作業ができるので、我ながらいいやり方だなぁと思っています。

雑誌なんかで見ると、一週間程度はマメにこの作業をするのですが、仕込んでから数日で帰省、柿を放置せざるを得ない状況となりました。

その結果、カビが生えました!

ちゃんとスケジュールをたてて作業しないと…ですね。
2016.09.09:pokonyan:コメント(0):[柿渋作り]

柿渋(仕込み)

  • 柿渋(仕込み)
  • 柿渋(仕込み)
お盆少し前に収穫した青柿二種(品種不明の甘柿、豆柿)を仕込みました。

仕込むのは収穫後すぐのほうがいいようですが、その日の夜の作業となりました。

現代農業(2014年8月号)を参考に作業するつもりでいましたが、友達が農家の嫁雑誌(誌名は失念)のやり方ではね~、と教えてくれたので2通りで作業することにしました。

現代農業のやり方は、青柿を木槌で叩いたり、臼ですり潰し、それを水に浸す、というもの。

甘柿のほうが柔らかく感じたので、叩いくことに。こちらのやり方では洗わずヘタ付きのまま作業するとなっています。

叩くとあちこち飛んで、服だけでなく飛んだ先どこへでもシミを作ってしまいそうだったので、厚めの丈夫な袋に柿を入れて袋の上から叩くことにしました。

叩いたものはバケツに漬物用の袋をかけ入れていきます。

全て叩き終わったらひたひたになるぐらい水を入れ口を閉じます。

柿渋を濃くするため、水を入れないやり方もあるそうですが、すぐにカビさせてしまいそうだったので、水をいれました。

友達から聞いたほうのやり方は、柿を洗ってヘタをとり半分に切るというもの。

豆柿で行いました。どんぐりのような大きさの豆柿。

ヘタの形が時々違うのにハッとするぐらいで、あとは無心で黙々と。

柿渋は金気を嫌わないのかなとも思ったのですか、ミキサーで潰すやり方ももあるので構わないのかもしれません。

切ったあとは先のと同じように袋へ入れひたひたの水。

これは半分に切った柿が水分を吸って柔らかくなったら叩くのがミソのようです。

そのあとは、虫がつかないよう口を閉じる、一日一回はカビがつかないようかき混ぜるというのが共通のやり方。

まだまだ虫もカビもニオイも気にならない仕込み一日目なのでした。
2016.09.06:pokonyan:コメント(0):[柿渋作り]