冬タイヤ
蔵王もうっすらと白くなってきました。
家では、今年はスタッドレスタイヤを買い換えねばと広告に食い入る夫とそれを見た長男の会話が聞こえてきます。
「お父さん、そろそろ冬タイヤにしないとね。」
「そうなんだよ。新しく買おうと思ってこれ見てるんだ。」
山形の人ならなんとも思わない会話でしょうが、私の反応は、、、
冬タイヤ!!!
私が小学生の時は持ち合わせていなかった単語だわ!
ご当地言葉はもはや一種の方言であるとも思います。
スタッドレスタイヤは存在しても一年中ノーマルタイヤの人のほうが多い地域では、タイヤに季節は関係ないのです。
冬タイヤというのは冬にはタイヤを交換しなければ生活できない山形をはじめとした雪国で使われる言葉なのだろうと思います。
そして対義語、冬タイヤあっての夏タイヤ☆
ちなみに、我が家ではワイパーも夏冬交換です。
大人の遠足
今日は忙しい合間をぬって山寺へ行ってまいりました。
毎日ヒマなようでいて、自分のスケジュール+子ども三人の動きに合わせるので意外と忙しいのです。
特に今の季節は、冬支度でやることがいっぱい。
などとダラダラと言い訳がましく言ってしまうのは、山寺へ行ったばかりでなくおいしいお蕎麦と天ぷらをいただいてきたからでしょうか。
新聞の紅葉情報通り、山寺の紅葉はまだ色づき始めです。空気は山寺らしくひんやりしていましたが、紅葉の様子だけでいえば西蔵王の麓、悠創の丘付近の方がよく色づいている気がします。
平日にもかかわらず国内外の観光客で大賑わいの山寺でしたが、紅葉真っ盛りとなったときのにぎわいは山形らしくないようなそんな雰囲気を見せてくれるのかもしれません。
興味のある方はぜひ!
写真は、山寺の石段を一段二段と上がり煩悩を消したはずなのに、下山したとたんにお腹がグゥ。天童のお蕎麦屋さんでいただいたネギ蕎麦です。
もって菊茶
10日前はフレッシュハーブティとして摘みたてのもって菊にお湯を注ぎ飲みました。
なんとなくエグミか後味に残る…。
ドライに期待!
というわけで干し上がるのを待っていましたが、やはりなんとなく苦味があります。
香りはドライのほうが強い気がします。
何か中国茶とブランドして飲んでみたい気もしますが、手元に中国茶がないのでハチミツを投入。
なんとなく昔飲んだ菊茶の雰囲気に近づきました。子どもたちもゴクゴク。
おかわり!
ハチミツ目当てに違いない…とハチミツなしのお茶を渡すと
ちょっと思考回路の不思議な長女はもって菊のおひたし感覚で「しょうゆ入れていい?」
お味はビミョーだったらしく
「ハチミツのほうがいいね。」だそうです。
第3回山口レンコン掘り大会
夏の蓮まつりで訪れた白鷹町山口地区へまたまた行ってまいりました。
昨年は春の蓮の株分けのみ
今年は夏の蓮まつり(花見)と秋のレンコン掘り
2年かけてようやく、山口の蓮関連のイベントを制覇できました!
本日のタイムスケジュールは、
0:30 レンコン料理に挑戦
14:00 レンコン掘り取り
15:00 レンコン料理を食べながら交流
レンコン料理ではしゅうまいのあんを仕込んでくださっていました。つなぎはすりおろしたレンコン。食感を楽しむために角切りのレンコンも入っていました。みんなで包んで蒸かしてパクリ。そのほかつくねや蒸しレンコンなんかも用意してくださっていました。どれも旨し!
さてお待ちかね、胴長靴を履いてのレンコン掘りです。
掘りやすいように葉は刈り取られていましたが、茎を目印に手を池の底へ突っ込むと何やら固いものが。レンコン発見です。
このあとは泥との戦いで、レンコンを折らないように気を付けつつ泥を取り除き掘り進めます。
あまりに立派なレンコンのときはホースの水を注入。水の圧力で泥を除けて掘り出します。
子供用の胴長靴がなかったため最初は見学していた長男ですが、やはり掘ってみたいと途中から裸足で参加。
冷たい~と言いながら(胴長&手袋の私にはその冷たさがわかりません)も、実に楽しそうです。
「かたい!石みたいだね。」などと大人とは違った視点をもっているのがおもしろいところです。
最後は水の冷たさに震えていましたが、2キロ弱の大物を掘り取り大満足。
池から上がりポカポカのひなたで、地域のお話の紙芝居とレンコン料理の振る舞い。
今度はきんぴらや天ぷらも用意されました。
子どもたちの食いつきのすごかったこと!
おみやげに10キロ以上のレンコンをいただいてきました。家でもこの勢いでごはんを食べてほしいものです。。。
手土産
手ぶらというのもなんなので、何がいいかなと思い巡らし、ひらめいたのは熊本名物のいきなりだんご。
ちょうど別のお友達から今年作ったという小豆をもらいあんこを煮たところでした。
ちょうど家には庭でとれたのとご近所からいただいたのの二種類のさつまいもがあります。
小麦粉、上新粉、水で皮を作り、あんことさつまいもと包み蒸したらいきなりだんごの出来上がり。
出来たてアツアツを持って友達に会いました。
すると、九州物産展へ行こうと思っていたところだからうれしい!という反応。
そして、一人からは帰省してきたところなのと東京のおせんべい、もう一人からは頂き物だけどと山形の松茸をいただきました。
実は今日集まった3人は全員東京出身。
手土産が飛び交う感覚が似ているような懐かしいようなそんな気がします。
ですが、飛び交うものが、デパートで買ったものばかりでなく、物々交換的に手に入れたものが混じっていたり、素朴なものが大いに歓迎されるあたりが、山形文化がミックスしてきている、そんな風に感じた一日でした。