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紅花

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種まきをしてから約1週間、紅花が芽を出しました。

途中冷え込んだ日もありましたので、通常より2~3日余分にかかったようです。

それより前に種まきをした、ニンジン、スイトピーの芽が見当たらないので、嬉しさ倍増です。

今年蒔いた紅花の種は紅の蔵かどこかのイベントで子どもたちがもらってきたもの。

昨年、一昨年と育てた紅花は由緒正しき高瀬の種でしたが手入れ悪く途絶えさせてしまいました。

今年こそは丁寧に育てたいと思います。

紅花栽培。

山形市高瀬や河北町、白鷹町が有名ですが、芸工大でもテキスタイルコースの学生さんを中心に毎年行われています。

山形県内では、複数のテレビ局と山形新聞で取り上げられていましたから、その様子を目にされた方も多いのではないでしょうか。

私達親子も紅花の種まきに参加し、手を動かしながらいろいろ聞いてきました。

紅花を育て、紅餅を作り、染色するという活動は今年でもう10年になるということ。

連作障害を避けるため、今年は畑を変えたこと。

ここ数年連作障害が出ていたということですが、染色までたどりついてますし、たくさんの種が残っていることにびっくりしました。

種の消毒は特に行わなかったこと。

種を水に一晩つけてあること。(私はこの作業をしていないので発芽までに余計に日数がかかった!?)

種は数粒ずつまとめて蒔いたほうがいいこと。

おろ抜き(間引き)の手間を惜しんで種を離して蒔くと発芽率が悪いのだそうです。

紅花若葉はおひたしで食べてもおいしいので、おろ抜き作業を手伝いつつわけてもらおうかなぁなどと考えています。そのときにはまた紅花栽培のことについて聞けますしね。

2017.04.21:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

朋有り、加奈陀より来る

  • 朋有り、加奈陀より来る

友達がカナダからやってきました。

正確に言うと、久しぶりに岩手の実家へ帰省し、その足で山形へ立ち寄ってくれました。

私にとっては、カナダで会ったのを最後に十数年ぶりの再会となります。

友達にとっては、約二十年ぶりの山形。山形は学生時代の4年間を過ごした街です。

山形では大学へ通うほか、バイトやスノーボードに明け暮れた濃い濃い時間が流れたようです。

今回の山形滞在では、温泉につかり、蕎麦を食べ、大学やスキー場へ足を運び、夜には桜見物・・・。

我が家へ立ち寄ったほか、バイト時代の恩人や友人にも手厚くもてなされた様子。

カナダではその細腕でがむしゃらに働き二人の子どもを育てるシングルマザー。

ついつい、日本へ帰りたくなったら岩手でなく山形へ来たら?と言いそうになる。

が、子どもたちはカナダが大好き。友達もずっと揺れつつも昨年カナダ永住を決意したところと聞いて、私はお口チャック。

逆に「いつか子どもたちを送り込んでね」と言い残し、東京へと移動して行きました。

さて我が子たちはカナダへ行く日がやってくるでしょうか。夏のカナダは最高だぞ~。

2017.04.18:pokonyan:コメント(0):[子育て]

イースター

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イースター、復活祭、その存在は20年以上前から知りながら、まったく身近でないものでしたが、ここ数年、店頭や広告、ワークショップでイースターの文字を見かけることが多くなってきました。

日本にありがちな、キリスト教のお祭りを宗教色を薄めて商売に活用のパターンですね。(ハロウィンはキリスト教のお祭りではないとするそうですが、バレンタインデーやクリスマスはその典型ですね)

イースターエッグ、イースターバニーという言葉を耳にしたことのある方も多いと思うのですが、イースターと言えば、卵(エッグ)とうさぎ(バニー)が象徴とされ、それを象った商品やレシピ、ディスプレイがそこかしこで展開されています。

先日、子どもと行ったまなび館で花植えのワークショップでもイースターと称して卵や鳥、うさぎといった小物が用意されていました。

イースターそのものは何かというと、イエス・キリストが死後3日目に復活したことを記念してのお祭りの日。

キリストは金曜日に死んだので復活したのは日曜日。

春分の日のあとの満月の次の日曜日がイースターとされ、毎年変動します。今年は4月16日。(ということを今回初めて知りました)

象徴とされる卵は誕生、うさぎは多産ということから使われているのだそう。

卵(イースターエッグ)は染色されたり装飾されるのが普通で、カナダにいたことがあるのですが、その時はイースターエッグ用のフィルムを卵にかぶせてゆで、模様をつけるということをしていました。

その数年後、カナダに住む友達から、いらなくなったネクタイでイースターエッグを作れるよ。子どもと作ったら楽しいんじゃない?とメッセージが届きました。

要はネクタイの染色を卵に移すというもの。

【作り方】

ネクタイを卵に巻き付け、その上から綿の白い布でぴっちりと覆う。

水と酢を入れた鍋に、布でくるまれた卵を入れ、あとは普通のゆで卵より少々長めにゆでる。

できあがり。

注意点は、ネクタイのデザインをしっかりと卵に移したい場合は、ぴちっと包む。隙間があると染まらない。大量生産されている洗卵は表面がつるっとしてて色乗りが悪い。うみたて卵のようにざらざらが残ってるもののほうが色乗りがよい。

キリストの復活は横においておいて、春がうれしいのは万国共通。

イースター商戦にのっかって、食卓をにぎやかにするのも悪くないですね。

2017.04.15:pokonyan:コメント(0):[季節]

春さがし

  • 春さがし
  • 春さがし

春さがし、長男のクラスで新学期最初に出された宿題です。

この春は帰省しなかったので、まだ桜を見ていない長男。

ニュース映像を見て「東京だったら、宿題に桜とか菜の花って書くのになぁ」と一言つぶやきながらも、身の回りで春探し。

芽吹き始めた草木や咲いている花の名前をあげるほか、杉花粉の飛散、プロ野球開幕、たくさんの荷物を学校へ運ぶ時期、入学式、日照時間が長くなり遊ぶ時間が増えた、カラスの巣の除去など。

東京でも発見できる春とともに、山形の今の生活だから発見できた風景もありました。

寒晒しそば、雪がない、月山スキー場オープン、タイヤ交換、薪ストーブの出番が減った、畑が黒い、などなど。

畑が黒い!

これは私も好きな春の風景です。

こどもが幼稚園で習った歌で「つくしがでたよ」というのがあります。

この歌に出会うまで畑が黒いものだという認識が私にはなかったのですが、今ではすっかり春といえば黒い畑ということになりました。

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つくしが出たよ もう春だ?
青いお空が光ってる?
おーい おーい 呼んでいる?

つくしが出たよ もう春だ?
黒い畑が光ってる?
わーい わーい 呼んでいる

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この歌詞の「黒い畑」部分、今はすぐに想像もできますし春だなーと実感できるのですが、東京・埼玉時代ではとてもとても・・・。

東京ではまず畑を見ません。

埼玉の実家付近には田畑が広がっていますが、雪も降らず二毛作が可能な土地柄ゆえ畑にはいつも何かしら植えられています。

たまに休むことはあっても乾き気味で茶色い土なのです。

ところが夫の実家では、いよいよ本格的に畑作業が始まるという今の時期は、見事に黒々していてピカピカ光って見えるのです。

ほんの少し前まで真っ白な雪で覆われていたのに(覆われていたから黒い?)。

そしてあっという間に緑に覆い尽くされる前の春の今だから見られる一瞬の黒い畑の姿に、歌を聴いて感動したものです。

そしてもう一つ、私の身近で繰り広げられる春といえば、

ヒメオドリコソウの蜜を一心不乱に吸う子らの姿。

子どもたちが大きくなり蜜を吸わなくなったとしても、思い出し笑いをしてしまいそうなくらい心に染み付いている春の光景です。

2017.04.12:pokonyan:コメント(0):[季節]

ひよっこ

  • ひよっこ

この4月、NHK連続テレビ小説(通称・朝ドラ)では「ひよっこ」がスタートしましたね。

私の朝ドラ歴はというと、一番古い記憶では「マー姉ちゃん」。

録画、BSという手段は我が家にはないので、朝の時間の都合でしっかり連続で見たり、全く見なかったり。

ここ数年は安定して見ているので、子どもとの生活もすっかり落ち着いたと感じます。

毎朝のようにテレビの前に座る15分。

出勤前の夫もその姿を目にしていますが、興味を示すことなどほとんどなかったのに、今回は「出てる~?」と覗き込みに来ます。

お目当ては、主人公の叔父役の峯田和紳さん(銀杏BOYZ)とナレーションの増田明美さん。

夫曰く、峯田さんは、山辺町では知らぬ者はいないと言われる峯田電器のご子息で、シンガーソングライターにして俳優。

夫と結びつけると、GOING STEADY(峯田さんが銀杏BOYZ前に結成してたバンド)の「銀河鉄道の夜」をよく聞いていた時期がありまして、横で聞いていて東北出身少年の歌だなぁという印象を持った記憶があります。

当時は歌ってる人が山形出身とは知らず、後で知ってなるほどと思った次第です。

そして、朝ドラの峯田さんを見て一言「山形なまりが出てるな。」

語尾に「だっぺ」をつけて茨城弁にしていますが、やはり山形イントネーションだそう。

私は違和感なく見ていますが、北関東、福島、宮城、山形なまりを聞き分ける夫のような人にとっては気になるのでしょう。

もうひとかたは増田明美さん。いい声ですよね~。

夫は自身が長距離ランナーということもありますが、仕事で増田さんと絡むことがあるので体が反応してしまうようです。

「走るシーンとかないの?」と聞いてきます。さて、どうかな?と思っていたら来週の予告に増田さんの走る姿が!

来週からも「ひよっこ」から目が離せない我が家です。

2017.04.09:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]