HOME > 記事一覧

バケツで田んぼ

  • バケツで田んぼ

先日田植えをしましたが、実はその田植えの前に立松和平さんの「田んぼのいのち」という絵本を読んでいました。

田んぼの一年を描いた絵本なのですが、ちょうど田植えのところでこういう一説があります。

----------

五十年間米をつくっている賢治さんも、五十回しかつくってなくて、いつも一年生の気分です

----------

今年の私は田植えデビューといいながら、収穫まで責任をもって田んぼの面倒を見ることはないから一年生にもなってない。

一年生の気分を味わってみたいと思いつつ、いざとなったらお米は買った方が安いという意見に同調して田んぼを放棄してしまうのではないかもと思ったり。

でもやっぱり、長男を筆頭に子どもたちと田んぼでプライスレスな時間を過ごせたら幸せだなぁ。

将来わくわくドキドキの一年生になれるように、田んぼの一年を庭で体験しようと余った苗をもらってきました。

肥料、除草、水加減など義母にならいつつ、バケツの田んぼで練習です。

2017.05.21:pokonyan:コメント(0):[田植え]

田植えデビュー

  • 田植えデビュー
  • 田植えデビュー

夫実家の田んぼで田植えをしました。

これまでも田植えの日には誰かしら子どもを連れて田んぼへ行っていたので、毎年のことと思っていたのですが、今年は義母から田植えデビューだね♪と言われました。

確かに今年は昼過ぎからでも誰一人として田植えへ参加できる子どもがおらず、私は朝から田んぼ。子どもがいないので、子守りする必要もなくがっつり働けます。

沼向きな長靴(野鳥の会の長靴)を持っていましたが、デビューするならと義母が用意してくれた田植え用の長靴に履き替え作業開始です。

田植え用の長靴は田んぼに長靴がとられないよう、足首と膝下をゴムで締め付ける仕様となっています。締める位置をうまくやらないと靴擦れのようになってしまいます。

底はというと、足裏感覚もよくわかるよう薄い仕立て。田んぼの中はいいけれど、畦道を歩くには少々痛かった。

暑い日でしたが、前半は小川の木陰で苗床ケースを洗うお仕事。さわやかな風が流れ鼻歌も出そうでした。

しばらくして、機械では植えられない部分を手植え。

ここで田植え用長靴の威力が発揮されます。

ところどころズボッと足がはまるポイントがあり、バランスをとりながら足を引き抜かなければなりませんが、ゴムで膝下を締めてあるため意外と安心して引き抜けます。

お昼休憩を挟んで、午後1時頃はジリジリと日差しが容赦なく照りつけます。

午前中には冷たかった田んぼの水もぬるま湯になっています。

田んぼの温度なんて気にしたことがなかったのですが、小学校のプールの温度を思い出すなどいろんなものが思い出され不思議な気持ちとなりました。

2017.05.18:pokonyan:コメント(0):[田植え]

練習スタート

  • 練習スタート

田植えもまだなのに・・・

さくらんぼもまだ食べてないのに・・・

3ヶ月先のあの祭りのための練習が始まりました。

そう、山形花笠まつりです。

毎週月曜よる7時から9時まで、花笠まつりの当日まで毎週毎週。。。

小学校の花笠サークルの活動なのですが、子どもが「やりたい!」というまではこんなに熱くやるものだとは気づきもしませんでした。

長男が花笠に出たときは別の団体で、ここまでの練習スケジュールではなく、我が家の就寝時間20:00を脅かすものでもありませんでした。

隣の学区の小学校は花笠直前に2回程度練習するのみだそうで、それはそれでどうかと思いつつ、気軽でいいな、、と。

子どもが花笠の練習をしている間に仕入れた情報によると、練習の少ない団体は女踊りが多いとか。きれいに踊れるかは別として、わりと簡単に短時間で踊れるようになるのだそう。

小学校のは笠回しのある男踊りに小学校独自のアレンジが入っているものだそうで、ビッと踊るには多めの練習と体力が必要だということです。そりゃそうですね。

そして本場、尾花沢の花笠踊りを一度は見ておくといい、ということも教えてもらいました。

情報を仕入れつつ、子どもたちの練習風景に目をやると、

熱心な花笠のコーチの話に背を向け友達とのおしゃべりに夢中な我が子の姿。

そして、私に襲いかかる睡魔。

親子ともどもいまひとつやる気を感じられないながら、

踊りが体に染み付いて、低学年の子の面倒も見てくれる、いかにも花笠が大好き!といった感じの高学年や卒業生を見ていると、我が子もああなれるかも・・と淡い期待を抱いてしまいました。

その期待を原動力に、花笠まつりまでの約3ヶ月間送り迎えをがんばります!

?

?

2017.05.16:pokonyan:コメント(0):[スポーツ]

ホスタ?

  • ホスタ?
  • ホスタ?

呼び名がいろいろある植物の代表格はコリアンダー(パクチー、香菜)でしょうか。

最近になって、ギボウシにもいろんな呼び名があることを知りました。

山形的には圧倒的にギンボでしょう。ウルイ(ギボウシの新芽)もありますね。

ところが東京在住のおしゃれなお庭を作るお友達はギボウシを「ホスタ」と呼んでいます。

特にバラがすばらしいお庭の持ち主なのですがその様子をブログにのせていて、バラだけじゃないんですとホスタ、アジュガ、ヒューケラなどを紹介しています。

「ホスタ」と目ではその文字を読んでますが、頭の中では「ギンボ」に変換。

そしてうちにもいい感じに育ったギンボがあったわ、と包丁を持って庭へ行きその15分後には食卓へ。

サンマ缶と合わせていい仕上がりとなりました。

缶詰の魚を食べるという文化も持ち合わせていなかった私ですが、こうしてギンボと缶詰という組み合わせを見ていると、災害などで流通がストップするようなことが起こっても不自由なくしのげる気がしてきます。

山形食にほれぼれする瞬間ですね。

さて、友達のブログを見ていて気付いたのが、ホスタなるギボウシの仲間は友達の庭だけで10種もあるということ。

食用に向いてないものもあるのでしょうね。

10種あるなかからサガエという品種に目がいきましたが(その名の通り寒河江出身のギボウシのようです)、我が家のとは違うようです。

山形でも園芸店ではギンボとして売っているので、一般的な品種名はわからず。。

ちなみにギンボの苗は買うと結構なお値段で、我が家にあるのは夫実家より株分けしたものです。

雑草のようにはえているので多少とってきたところで気づかれもしません。

この雑草感が食用植物と思わせる所以かもしれませんね。

2017.05.12:pokonyan:コメント(0):[特産品]

山菜

  • 山菜
  • 山菜

ようやく日常が戻ってきました。

といのも、GW中に実家で合流した姉親子が自主的にGWを延長し、山形へUターンする我が家の車に便乗してやってきていたからです。

元来東京が好きな姉ですが、おいしい空気と広い空を求めて山形で深呼吸したかったようで、さらには喘息持ちの息子(私の甥っ子)にもいいかな、とやってきました。

ところが、山形の朝晩の冷たい空気にやられたのか、発熱。

姉親子にとってはトホホなGW終盤となってしまいました。

そんなわけでほぼほぼ家で過ごしていたわけですが、東京のせまいマンションとは対照的なゆったりとした家で、三食昼寝付きにおいしい空気。

仕事に育児と日々の生活に追われる姉にはそれなりによい休暇となったのではないでしょうか。

食事もリクエストの山菜をちりばめておきました。

山菜食べたいなとリクエストが出たので山菜を買いに産直へ行ってみるも、自分がどの山菜をどのように食べるのが好みなのかわかっていない姉。(母はこの辺りは明確なので、買い物も料理も自分でやってくれるので助かります)

やれやれと思いつつ、日本全国、世界各地の料理は食べられても、山菜のような旬の食べ物にはあまり触れる機会がなく、わかならいのも無理はありません。

適当にうどの味噌炒め、行者にんにくのおひたし、ぜんまいの味噌マヨ和え、こしあぶらの天ぷらなどを用意してみましたが、さほど反応はなく・・・・

得したのは仕事から遅くに帰宅、一人ごはんの夫かもしれません。

普段は買ってまで食べない山菜をこの時期にたくさん食べられましたから。

もう少しあとのタイミングになるとタダで手に入れた山菜をこれでもかと食べられるようになり、いよいよ日常らしくなります。

2017.05.09:pokonyan:コメント(0):[季節]