だしのせ冷奴のおいしい季節となりました。
今日は、近所の名物豆腐屋さんをご紹介します。
原田食品、またの名を原田豆腐店。おじさん2人で切り盛りしているその豆腐屋さんは六椹観音のすぐそばにあります。
営業日および時間は、
毎週月曜日~土曜日
朝9時くらい~夜9時くらい
日曜は定休日です。
朝は子どもたちの登校時刻7:30には蒸気が見えており、夜も10時くらいまでやってることもあるという働き者の豆腐屋さんです。
サービス満点で本来の豆腐の値段がわからなくなるという不思議なお豆腐屋さんですが、わかる範囲で商品とお値段をご紹介。
木綿豆腐 1丁 100円
絹豆腐 1丁 100円
くみ上げ豆腐 1椀 100~150円
厚揚げ 1パック(3~4個入) 100円
油揚げ(大 5枚入) 200円
油揚げ(小 1枚入) 100円
きんかん 1袋 200円
豆乳 4合瓶 200円
こんにゃく 1袋(2本入) 200円
味付きこんにゃく 1袋(2本入) 200円
おから 1袋 30円
大体あってると思います。そしてスーパーのものとはひと味もふた味も違うおいしさです。
ここはお店という感じの店構えではなく、値段表示もないので初期の頃はいくら出せばいいんだろう??という感じだったのですが、いまでは子どものお使いでもおつりなしで買い物できるようになりました。
子どもが大好きなおじさんで、おつかいにやると豆腐のおまけがすごいです。何丁頼んだのかわからなくなるときがあります。大人でもオマケしてくれますが、子どもの話をするとさらにオマケが増えます。(写真の時は豆腐1丁と豆乳1つをお願いし300円の支払い。そして渡された袋にはこの量の品物が入っていました)
最近ではオマケを予想して買い物するようになりました。
またそれぞれの商品ができたてのときはサービスして食べさせてくれます。
知人のお子さんは、豆腐が苦手だったのにここで汲み上げしたてのお豆腐を出されたら、パクパク食べられたのだそうです。
我が家の子どもたちは午後の厚揚げの時間をねらって買い物に行き、おじさんが揚げたての厚揚げを別のパックに入れて「醤油をかけて食べろ~」と渡してくれるのを楽しみにしています。
最高のおやつです。
昨夜は花笠の練習帰り夜9時過ぎにお店の前を通りかかり、明かりにひかれて油揚げを買ったのですが、豆腐1丁のオマケ付き。
奥で揚げていたアツアツがんもをいつものように「醤油かけて食べろ~」とくれました。あまりに熱くて子どもは食べられないでいると、「家で食べろ~」ともう1個揚げたてを器に放り込んでくれました。すてきな夜食です。
作り立て、揚げたてが一番おいしい、みんなに分けたいという気持ち強いのでしょう、珍しく客足が途切れた瞬間にご近所の顔なじみの方が通りかかると呼び止めて、「食べてって~」と買い物客以外にも、厚揚げを振る舞う豆腐屋のおじさんです。
そんなにサービスして大丈夫なのかなぁと思ったこともありますが、いろんな料理屋さんや施設が大量購入している様子をよく見かけたり、学区探検をした小学生の情報により大豆はカナダ、アメリカ産であるということを知り、採算はとれているのだなと感心したり。
いつまでも元気に豆腐屋さんを続けてほしいので、労働時間の長さだけがちょっぴり心配です。