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梅仕事

  • 梅仕事

梅仕事をしました。

例年よりやや遅い感じです。

なんとなく腰が重くて今年は見送ろうかとも思ったのですが、義母が「梅を使っていいよ~」と声をかけてくださったのと、

今年は和歌山の南高梅が不作で値段が高騰しているニュースの一方で、山形の梅は豊作。使わない手はないなと動いた次第です。

ですが、

山形時間がしみついたのか、年のせいなのか、フットワークの軽さは鳴りを潜めのんびり。

すぐには梅もぎに動かず、ボチボチと思ったときには雨続き。

ようやく今日の作業となりました。

以前なら鮮度を気にしてとってすぐに梅の処理をしないと気が済まなかったのですが、帰宅後とった行動は昼寝。

なんとのんびりなことでしょう。

先日のさくらんぼ加工のときも2日も冷蔵庫で控えさせ・・・。

移住当初は、すぐに処理されず義母が放置している野菜や果物を見て、イライラしたものですが、今では自分が同じことをしています。

結局のところはあれですよ、県外で山形の野菜や果物を手に入れようと思ったら、一日二日は過ぎてるわけで、売り物にならないほど鮮度が落ちるわけでもなく、それなりにおいしくいただけるのです。

もちろん鮮度がよいほどおいしいですけれどね。すべてにおいてそれをしなくてもいいや、というゆるい自分になってます。

すぐやる課だった頃の自分が懐かしいです。

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2017.07.05:pokonyan:コメント(0):[季節]

半夏生

  • 半夏生

7月2日は半夏生。

山形に住むようになり、より自然や気候が身近なものとなり、二十四節気や暦というものも実感を伴うようになりました。

カレンダー上のものという感覚から、しっかり体感できるものとなったというか。

半夏生といえば、夏至がセットになっていますが、

夏至の少し前は日の出の時間が一年で一番早くて、早起き長男はさらに早起きになっていて、半夏生の今頃は少し早起きが落ち着いてきていたり、

晩ごはん時にものすごく夕日がきれいだったりと、お日様の動きとともにある感じを強く感じる時期の一つでもあります。

毎年、庭で紅花を育てているのですが、せっかちな主に似たのか我が家では半夏生より少し早めに咲くのも恒例となってきました。

今年も早めに咲いていると、ふふ♪と笑ってしまうこの時期です。

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2017.07.02:pokonyan:コメント(0):[季節]

水無月

  • 水無月
  • 水無月
早いもので、六月も終わりですね。

うっかり今年も茅の輪くぐりには行けず仕舞いでしたが、和菓子の水無月を食べられたので六月にすべきことの1つはこなせたと変な安堵感。

そして六月の手間ひま仕事といえば、さくらんぼ加工です。

毎日のさくらんぼ収穫の中で、少しずつ出荷向きでないさくらんぼは出ましたが、生食でペロリ。

今日は収穫最終日のためいいのも悪いのも取り切りましたが、うるみ(ぶよぶよと柔らかくなっている)が出ているのが多く、そういうのは生食よりも加工向き。

義母も毎年加工をしますが、今年は豊作のためお疲れ気味。それにまだまだ紅秀峰が続くので、お友達と分けて~とうるみさくらんぼはこちらに丸投げしてきました。

今年は割れてカビの出たさくらんぼというのはほとんどないので、友達にも分けやすく、私も楽しく加工ができそうです。

例年ですと、ジャムが定番ですが、ジャムほどには煮ないでゼリー寄せ、それを凍らせてアイスにしてみようかなと思案しつつ、月が替わりそうな夜でした。
2017.06.30:pokonyan:コメント(0):[特産品]

原田食品

  • 原田食品

だしのせ冷奴のおいしい季節となりました。

今日は、近所の名物豆腐屋さんをご紹介します。

原田食品、またの名を原田豆腐店。おじさん2人で切り盛りしているその豆腐屋さんは六椹観音のすぐそばにあります。

営業日および時間は、

毎週月曜日~土曜日
朝9時くらい~夜9時くらい

日曜は定休日です。

朝は子どもたちの登校時刻7:30には蒸気が見えており、夜も10時くらいまでやってることもあるという働き者の豆腐屋さんです。

サービス満点で本来の豆腐の値段がわからなくなるという不思議なお豆腐屋さんですが、わかる範囲で商品とお値段をご紹介。

木綿豆腐 1丁 100円
絹豆腐 1丁 100円
くみ上げ豆腐 1椀 100~150円
厚揚げ 1パック(3~4個入) 100円
油揚げ(大 5枚入) 200円
油揚げ(小 1枚入) 100円
きんかん 1袋 200円
豆乳 4合瓶 200円
こんにゃく 1袋(2本入) 200円
味付きこんにゃく 1袋(2本入) 200円
おから 1袋 30円

大体あってると思います。そしてスーパーのものとはひと味もふた味も違うおいしさです。

ここはお店という感じの店構えではなく、値段表示もないので初期の頃はいくら出せばいいんだろう??という感じだったのですが、いまでは子どものお使いでもおつりなしで買い物できるようになりました。

子どもが大好きなおじさんで、おつかいにやると豆腐のおまけがすごいです。何丁頼んだのかわからなくなるときがあります。大人でもオマケしてくれますが、子どもの話をするとさらにオマケが増えます。(写真の時は豆腐1丁と豆乳1つをお願いし300円の支払い。そして渡された袋にはこの量の品物が入っていました)

最近ではオマケを予想して買い物するようになりました。

またそれぞれの商品ができたてのときはサービスして食べさせてくれます。

知人のお子さんは、豆腐が苦手だったのにここで汲み上げしたてのお豆腐を出されたら、パクパク食べられたのだそうです。

我が家の子どもたちは午後の厚揚げの時間をねらって買い物に行き、おじさんが揚げたての厚揚げを別のパックに入れて「醤油をかけて食べろ~」と渡してくれるのを楽しみにしています。

最高のおやつです。

昨夜は花笠の練習帰り夜9時過ぎにお店の前を通りかかり、明かりにひかれて油揚げを買ったのですが、豆腐1丁のオマケ付き。

奥で揚げていたアツアツがんもをいつものように「醤油かけて食べろ~」とくれました。あまりに熱くて子どもは食べられないでいると、「家で食べろ~」ともう1個揚げたてを器に放り込んでくれました。すてきな夜食です。

作り立て、揚げたてが一番おいしい、みんなに分けたいという気持ち強いのでしょう、珍しく客足が途切れた瞬間にご近所の顔なじみの方が通りかかると呼び止めて、「食べてって~」と買い物客以外にも、厚揚げを振る舞う豆腐屋のおじさんです。

そんなにサービスして大丈夫なのかなぁと思ったこともありますが、いろんな料理屋さんや施設が大量購入している様子をよく見かけたり、学区探検をした小学生の情報により大豆はカナダ、アメリカ産であるということを知り、採算はとれているのだなと感心したり。

いつまでも元気に豆腐屋さんを続けてほしいので、労働時間の長さだけがちょっぴり心配です。

2017.06.27:pokonyan:コメント(0):[街歩き]

さくらんぼ余話

  • さくらんぼ余話

さくらんぼの収穫がいよいよ本格的になってきて、山形さくらんぼ事情あるあるをご紹介。

  • 遠足でさくらんぼを持ってくる人が多い。さくらんぼの木のある家では500g~1kg持って来て、みんなに配って歩く。
  • 初日はものすごい勢いで食べるが、3日目ともなると手が伸びなくなってくる。
  • 食べ過ぎるとお腹がゆるくなる。
  • 県内でもまったくさくらんぼに関係していない人もいる。(自分の家ではやってなくても親戚がやってる、友達がやってるなど、さくらんぼには困らないと思ってた)
  • 出荷できない傷物のさくらんぼでも、あげると結構喜ばれる。
  • さくらんぼの栽培をしている家だと、味見と称して出荷できないさくらんぼを押し付け合う。
  • 流しそうめんでさくらんぼが流れてくると心躍る。
  • 農協の出荷基準は結構厳しくて大変。
  • 観光客にどこで買うのがいいですかと聞かれる。
  • 観光農園ではロープの向こう側のさくらんぼがおいしいらしい。
  • さくらんぼの木の下で写真を撮ると美しく撮れる。
  • 大きなさくらんぼ農家から見ると、さくらんぼの木が4本だけの我が家の栽培は趣味と言われる。
  • 実際、義父母はもうける気はなく趣味だからできる、とのんびり箱詰めをする。
  • さくらんぼの箱詰めをしていると、真っ赤なのから手が伸びて、色のあまいさくらんぼが残ってしまう。
  • つまみ食いしたさくらんぼの種を飛ばす。
  • 家の中を掃除してるとさくらんぼの種と軸が落ちてる。
  • スーパーやデパートでも山形県産のさくらんぼは別格、産地直送だとそれをはるかに上回ると他県の友人からうれしいお言葉をいただく。
2017.06.25:pokonyan:コメント(0):[特産品]