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畑アート

  • 畑アート

とてもすてきな畑の写真に出会いました。

山形新聞(2017年8月23日付)の社会総合面に載っていたのですが、

里芋畑にナスカ地上絵。

青青と茂った里芋の葉っぱが、ナスカの地上絵で有名なハチドリを浮かび上がらせています。

里芋といえば、芋煮会。

ナスカ地上絵といえば、山形大学。

山形の魅力を上手にPRされてるなぁと思いました。

日本では田んぼや麦畑で、アメリカあたりではトウモロコシ畑でアートが繰り広げ荒れることが多いですが、里芋というのは斬新です。

しかもすんごく雰囲気がイイ!

世界中の人が見てわかる絵ですし、題材選びもステキだなぁと里芋畑アートに魅せられつつ、芋煮会が待ち通しい処暑の一日でした。

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2017.08.23:pokonyan:コメント(0):[特産品]

弘前城にて

  • 弘前城にて
  • 弘前城にて

終わってしまえば夏休みの記憶は遠い彼方・・・という感じなのですが、今年の夏旅で出会った山形をご紹介。

場所は弘前城。

現在、弘前城の天守は石垣修理のため本来の位置から本丸の内側約70mの所にあります。

天守が移動されてるのです。

この移動作業、曳家工事を請け負ったのが米沢にある吾妻組というわけです。

弘前城天守の曳家が行われたのは2年前。

この様子はニュースで、また他の建造物の曳家の様子はテレビなどで見たことがありましたが、山形にある会社が請け負っていたとはびっくりしました。

特殊と言えば特殊な工事ですが、各県に何社かは請け負える会社があるんじゃないかと勝手に思っていたからです。

100年前の曳家工事のときは地元の大工さんが請け負っていたそうですしね。

ですが、あっさり建物を建て替える今、建物(弘前城は重要文化財!)を傷つけずに曳家できる技術をもった集団はそうないのでしょう。

数は少なくなれど、こういった技術をもった人たちがいるというのはすごいことですね。

新技術がうまれる一方で、昔から引き継がれる技術もある。

あぁ、いいなぁと思った瞬間でした。

弘前城ではちょうど石垣修理体験イベントが行われていました。

我が子たちも石曳き体験をしました。

ゆっくりではありますが、小さな力で大きな石を動かす昔の知恵に感心しきりです。

曳かれた石が元の場所に戻る時はショベルカー。

江戸気分から一気に現代に戻って来たのでした(笑)

2017.08.20:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

冬の楽しみ

  • 冬の楽しみ
夏休み残り1週間を切りました。

今年は夏らしい暑さの日が少なかったからなのか、子どもたちの話題は早くも雪遊び。

雪が降ったら大きなカマクラを作ろうと作戦を練り始めました。

雪でレンガを作り積むんだとか、雪に余裕があったら滑り台も付け足そうとか。

実に楽しそうに話し合いをしています。

甲子園球場ではまだ高校野球が続いているのに、季節の先取りもいいところです。

が、楽しみを見つけて前へ前へと進む姿は頼もしくも見えるのでした。
2017.08.18:pokonyan:コメント(0):[季節]

空中庭園から花火

  • 空中庭園から花火

昨夜、初めて山形大花火大会を見物しました。

山形の花火大会は会場から帰宅するまでに3時間かかると聞いていましたし、また実家のある熊谷では徒歩2~3分で花火のよく見える河川敷に出られるので、山形大花火大会はずっと敬遠してたのでした。

ですが、花火大会々場で花火を見たら帰宅が深夜0時を回ったと話してくれた友達が、ここ数年は毎年のように気軽に花火を見ているようなので、どこで見るのか聞いてみると

霞城セントラルの庭園だよ~

と教えてくれました。

お!それなら徒歩で行けるわと、19時を回っていましたがのんびり出かけることにしました。

霞城セントラル4F庭園広場からの花火の眺めは大迫力というにはほど遠いかわいらしいものでしたが、お気楽お手軽な花火見物はなかなか楽しかったです。

お仕事帰りの人や高校生の姿も見られました。きっと同じように会場へ行くのは大変だけど・・・と花火を楽しまれたのでははいでしょうか。

ちなみに、この庭園広場、通常は夜の開放はなく、晴天時の11:00~14:00に開放されています。

2017.08.15:pokonyan:コメント(0):[季節]

ハーイ、コンニチワ!

  • ハーイ、コンニチワ!

山形美術館で開催されている「日本の現代アートがここにある!高橋コレクション・マインドフルネス2017」へ行ってまいりました。

企画展なので入場料はいつもの500円ではなく1000円しますが、ちゃんとお金を払ってアート作品に触れた!とそんな気分にさせてくれる展覧会です。

まず入口で、草間彌生の作品、ハーイ、コンニチワ! ヤヨイちゃん と ハーイ、コンニチワ! ポチ が出迎えてくれます(写真)。

もうこれだけでかなりテンションがあがります。

作品は近年のものはもちろん、渡米前の1950年代のものもありました。

草間作品で印象的だったのは、やはり「かぼちゃ」。

娘は「バナナ~」と言ってましたが(笑)、力強いというか元気が出るというか勇気づけられるというか、ポジティブな気持ちにさせてくれる作品です。

他に目を引かれ、楽しいと感じたのは、山口晃作品。

一見すると大和絵のようなのですが、現代の建物や乗り物がたくさんちりばめられていたり、ひとの動きがユーモアたっぷり。

風景画のうまさも漫画のおもしろさも葛飾北斎を彷彿とさせます。

が、技法は日本画ではなく、カンヴァスに油彩。おもしろいのひとことです。

またどこかで出会えたらじっくり見たいものです。

そして、この企画展の会期中にぜひご覧いただきたいのが、別館・長谷川コレクション展示室で公開されている、

松尾芭蕉「出羽三山短冊」

与謝蕪村「奥の細道図屏風」

です。

芭蕉が出羽三山それぞれを詠んだ句の直筆短冊と、与謝蕪村が奥の細道を書き、描いた屏風図です。

企画展、別館、常設展とも小中学生は土曜のみ無料で入館できます。夏休み中の土曜日を狙って、急げ急げ!

2017.08.09:pokonyan:コメント(0):[観光]