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たむぎの

  • たむぎの
天童市田麦野地区へ行ってきました。

天童に高原があることも初めて知ったのですが、田麦野という静かな農村があることも初めて知りました。

ここは映画にも出てきそうな静かな静かな農村。

田麦野の地名の由来である狸の腹鼓が聞こえてきそうなくらいです。(狸野がなまって田麦野となったといわれています。)

山に囲まれたその土地は、大杉あり、棚田あり、大山桜にホタル生息地。蓮田なんかもあったりして季節ごとに目で耳で楽しめそうです。

いまの季節で言えば山はパッチワークのようにいろとりどりの紅葉。田は絵になる稲杭掛け。

ところどころ立つ道標は地域の俗称で表示。不思議な地名がいっぱい。それを見つけながら歩くのも楽しそうです。

高原の里交流施設ぽんぽこ(旧田麦野小学校)を拠点(駐車場)にあたりを散策されてはいかがでしょうか。






2012.10.22:pokonyan:コメント(0):[観光]

箱根駅伝

箱根駅伝の予選会が行われ、来年お正月に行われる第89回箱根駅伝の出場校が決定しました。

今ではニッポンのお正月には欠かせない(?)箱根駅伝となりましたが、テレビで全国放送される以前は山形あたりではなじみが薄かったのではないのでしょうか?

というのも箱根駅伝に出場資格があるのは関東学連に加盟している大学のみ。東北の大学は出場しません。

テレビ放送も以前はテレビ東京だったような・・。走るコースも東海道。街道沿いでは毎年おなじみの光景が広がり盛り上がっていましたが、いまではお茶の間・テレビの前が一番盛り上がるのかもしれませんね。

選手の出身校を見ると全国津々浦々。

わが町のヒーローを箱根駅伝という舞台で見られるのはわくわくですものね。

さて次回大会では山形出身の選手はいるでしょうか?選手プロフィールで予習をしつつ箱根駅伝本番を楽しみたいと思います。

2012.10.21:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

冬支度

  • 冬支度
突然ですが、ホームセンターが好きです。

ただ移住してきた直後は、山形の生活がどういうものかよくわかっていなかったので関東のホームセンターと比べて面白みに欠けるなぁなどと勝手に思っていました。

ですが、山形の一年を経験して、なるほどの品ぞろえで面白く感じるようになってきました。

ホームセンターはすっかり冬支度準備用品がずらり。

表には雪囲いがドーン。

店内に入れば屋根用ペンキや結露対策グッズ、漬物樽がずらり。

温風ヒーター用省エネダクトもばっちりそろっていました。

実家の母は大きな筒を使ってこたつに温風を送り込んでいたのですが、このアイデアを見た友人のほとんどは驚いたり感心していたのですが、我が夫だけは無反応。

山形ではしっかり商品化されていてすでに市民権を得ていたので珍しくもなんともなかったのです。

うちの子供たちはこのダクトの上に乗って遊んで潰してしまうのですが、義母はその修理もお手の物。ダクトの中に手を入れて中から押すのです。あっという間に元通り。さすがです。ダクトとの付き合いの年季が違います。

そうそう、米袋も山のようにあって新米シーズンを感じさせてくれました。

やっぱりホームセンターはおもしろい。
2012.10.17:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

仏のこと

  • 仏のこと
私事ですが、親戚のおんちゃんが他界し山形式(仏事)の送り方を体験しました。

このおんちゃんはジイチャンのいとこにあたる方なのですが、我が家にはなくてはならない存在で最後までいろいろと教えてくれたように感じます。

まず、山形では人が亡くなるとお使いが来ます。
お使いの内容でどの仏事に参加すればいいのかがわかるそうです。

東京・埼玉あたりでは電話やメールで幹となる人に連絡をしておくとあっという間に関係者に訃報が伝わりますが、山形では近隣であれば一軒一軒お使いがでます。

お通夜という言い方は出てこなかったのですが入棺というのがそれにあたり、私は間に合わなかったのですが入棺の際におくりびとのような方がいらしたと思われます。そして入棺では黒の礼服を着ている人は皆無。びっくり。

東京・埼玉でもお通夜では黒は必須ではないのですがわりとちゃんとした格好をするので、山形では皆普段着なのが驚きでした。自宅で行うからでしょうか。

自宅ではしんみりというよりはワイワイ。久しぶりに顔を合わせた親戚同士、初めて会う親戚などが談笑。ジイチャンは3人のひ孫を皆に見せられてご満悦。

そうこうしているうちに続々と盛り篭や蓮華の花の提灯が届きます。

これらは初めて見るものばかり。盛り篭にはお酒やコーヒーなどがうまいこと収まっており、ずらっと並ぶとキラキラと実にきれいなものです。

蓮華は故人と親しかった人が送るのだそうですが、とても優しい灯り。うちのジイチャンからでした。

翌日は出棺と火葬、告別式は葬儀屋さんの都合でさらに翌日でした。

告別式より先に火葬をすることにもびっくりしたのですが、義祖母の時もこの順番だったと夫は言っていました。

出棺までの間、義母はせっせと皆のお弁当を作り火葬場に持たせます。

火葬と告別式の時は全員黒の礼服。こちらはセレモニーホールで行われたのですが、帰宅すると着替えられる人は即普段着になりゆったりと肩の力を抜いてのお清めの精進落としが夜まで続いたのでした。

そうそう山形らしいことがもう一つ。山形新聞のお悔やみ欄、おんちゃんの名前を親戚一同しっかりチェックしていました。
2012.10.15:pokonyan:コメント(1):[コンテンツ]

ノーベル賞とランニング

今年のノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥教授(京都大学)の趣味はランニングだそうで、精神のリフレッシュには欠かせないそうです。

確かに頭や心ばかりを使って参ってしまいそうなときに汗を流したり、土を触るとスッキリします。

ここ数年ランニングブームが続いていますが、リフレッシュを必要とする人が多いこと、健康志向の人が多いことに加え、話題の人が走っていることで、ランニングブームはまだまだ続きそうだなぁと山形においてもそう思います。

なぜなら、走っている人の姿をよく見かけるのです。

緑に囲まれ日常的に体を動かす生活環境の山形にも思えますが、車社会であったり冬は雪で閉ざされることを思うと必然なのかもしれませんね。

関東以西ではこれからがマラソンシーズンですが、山形は冬直前10月・11月はまさにシーズン最後の駆け込みで

羽黒山石段マラソン全国大会、長井マラソン、42.195㎞リレーマラソンin山形、全日本50㎞競歩高畠大会、天童ラ・フランスマラソン、やまのべ星ふるロードマラソン、酒田シティハーフマラソン

が行われます。

石段を上がる姿が絵になりそうな羽黒、県内唯一のフルマラソンの長井、チーム戦で盛り上がりそうな山形、競歩といえばの高畠、第1回大会となる天童、山辺、酒田と各大会それぞれランナーの皆さんが楽しめたらいいなと思います。

マラソンは断然観戦派の私はニュースや紙面で楽しみたいと思います(^^ゞ


さてさて、ノーベル平和賞にはEU(ヨーロッパ連合)でしたね。なんだかピンときませんが・・

タイムスリップして世界の良心といわれる安達峰一郎博士がノーベル平和賞をもらえたら山形(特に星ふるロードマラソンの山辺)はノーベル賞で大いに盛り上がるのになぁ、などと思ってしまいました。
2012.10.12:pokonyan:コメント(0):[スポーツ]