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団子刺し

  • 団子刺し
本日(2013年1月19日)の山形新聞地域版には「団子刺し」が3つ(なし団子を合わせると4つ)も載っていました。


先週の私でしたら「団子刺し?なんじゃらほい?」となるところですが、初市でだんご木なるものを学習済。

だんご木を作ることかな?となんとなく察しがつきました。

そのだんご木作り(団子刺しとはいいませんでした)、宮城県川崎町のみちのく公園で先週行われた新春ふるさとまつりで体験してきました。

そして我が家のだんご木ですが、すでにミズキの枝に付けたお餅がポロポロと落ちてきて、食べていいものやら?と思っていたところでこの新聞記事。

いずれの記事も小正月の伝統行事「団子刺し」が行われたとありまだまだこれから飾っておきますよ、という感じが否めない。

我が家のタイミングだともう食べる頃みたいなんですけれど・・・。

うーん。

山形出身の友達に聞くと15日過ぎたら食べてもいいんじゃないかな、との回答。

小正月の1月15日が節目な感じがするのはわかるけれど、それでもやはりなんとなく違うような気がしてちょっとインターネットで調べてみました。

飾り終わったら揚げたりバクダンにして食べるとは書いてあっても、いつというのはなかなかでてきません。

「だんご木」だけでは思うように結果が出ないので、私に馴染みのある言葉「繭玉」も加えて調べてみると、

小正月の前に飾って15日に食べる
小正月に飾って2、3日後に食べる
食べずに年末まで飾る、といろいろです。

地域や家庭で違うようですが、印象として一番多いのは1月20日の大寒までに食べるでした。

我が家はこれに乗っかることにして・・・明日のおやつは揚げ餅に決定です!
2013.01.19:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

世田谷ボロ市

  • 世田谷ボロ市
東北の方には馴染みが少ないかもしれませんが、東京都世田谷区に400年以上続く世田谷ボロ市なる催し物があります。

毎年1月15・16日、12月15・16日の4日間、東急世田谷線世田谷駅と上町駅の間で行われる蚤の市・フリーマーケットです。

ここ数年はものすごい人出で、名物の代官餅を頬ばり、骨董品や古着をゆっくり眺めるということはなかなか難しくなっていますが、それでも古着や海外の友人にウケそうな根付を探したり、子供と一緒にイギリス版のトーマスを見つけたりと楽しんでいました。

私の祖父母も元気だった時分は毎年のようにボロ市に足を運んでいたようで、大きなひょうたんの薬入れの裏側には「昭和○○年ボロ市にて」の文字。

おもしろいものを見つけて買ってくるんだなぁと子供心に思ったことがあります。ああいうのは探そうと思うとなかなか見つからないものでして。。

代わりに山形のものがポンと目に飛び込んできたりします。

豆、芋煮、玉こんにゃく。

ボロ市では古着、古道具、骨董品と並んで農産物なども並びます。

持ち運びに困らず、スーパーで買うことのない豆はつい買ってしまうことに。

また名物の代官餅は大行列でとても並ぶ気になれないので、地方物産コーナーで山形の芋煮や玉こんにゃくをいただくことに。

そんなこんなで東京にいながら地方を感じられる世田谷ボロ市ですが、今では産地直送(家の畑から!)の豆でボロ市を思い出す私です。
2013.01.16:pokonyan:コメント(0):[特産品]

成人式

昨日今日と全国各地で成人式が行われています。

山形市では昨日「成人の祝賀会」が行われたようです。

雪国では夏に成人式をすると耳にしていたので、普通にこのタイミングだということがちょっと意外でした。

さらに意外だったのは、雨の成人式だったこと。この時期の山形にしてはかなり珍しいのでは?

ここ数年、山形市では新成人の中から選出された実行委員が自分たちで企画・運営するという形をとっているそうですが、お天気と相まって思い出に残る成人式となったでしょうか。

思い出どころか強烈な印象の成人式といえば、沖縄。

もはや風物詩になりつつあるような・・・。

暴走行為は困りものですが、もしかして沖縄の彼らはメディアや周りの期待に応えなきゃとはりっきっているのではさえ思えてきます。

成人とはいえ大人に注目してもらいたい、まだまだ子供なボクちゃんたち。

我が子たちが成人するまでどんな風に過ごそうか、ふと考えてしまいました。

2013.01.14:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

十日初市

  • 十日初市
真冬日の今日、寒~い中、十日初市に行かれた方もいらっしゃるかと思います。

もしくは山形市出身で今は故郷を離れている方は「今日は十日初市だな~」なんて思いを馳せていたかもしれませんね。

私はというとすご~く気になっていつつも行けませんでした。

去年はというと、義父母が「初市行ってきたー」と飴をポンとテーブルの上に置いたのを見て

それは何?この飴を全部子供に与えたら虫歯になるんじゃ・・?

くらいにしか思わず、ニュースを見ることもなく過ぎていました。

今年はというとfacebook上で情報を得ていたのでとても気になっていました。

江戸初期より続く伝統行事。観光のために作られたものではなく生活に密着したお祭り。

『十日初市』山形、街中商人の本当の初売りはここだべ~

やまがたんけん 山形グリーン・ツーリズム情報

結局行けなかったので、facebookや夕方のニュースで十日初市をチェック。

団子木って何???

白ひげって??

なんで飴?

団子木は字で見てもピンとこなかったのですが、画像を見てわかりました。私は「繭玉」と呼んでいましたが、山形では「団子木」。

呼び方の違いは農村色の強さを伺わせます。



白ひげは見てびっくり。こんな野菜初めて知りました。あさつきだかのびるらしいのですがはっきりしません。

うーーん、見てみたい。

飴は紅花の豊作を願って作られたものだそうです。山形らしい云われですね。

いずれも商売繁盛だけでなく家内安全・五穀豊穣の願いが込められた縁起物。

ふと子供の頃から慣れ親しんで大好きだった酉の市を思い出しました。山形っ子も似たような思いでどんなに寒くても十日初市には足を運ぶのでしょうね。

※画像はYBC news every. より

2013.01.10:pokonyan:コメント(0):[観光]

七草がゆ

  • 七草がゆ
冒頭の写真、なんだかわかりますか?

縄?なんて言っていた知人がいましたが、これは食べ物ですよ。

都会(?)に育ちながらこういった食材が好きな私たちに義母が送ってくれました。

里芋の茎、芋がらです。この冬できたての新物です。

これがあるんだから使わない手はありません。

そう、七草の節句に。

関東では「七草粥」その名の通り、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草を具にしたお粥を食べます。

山形では・・、というと言わずと知れた「納豆汁」が七草粥の代わりを務めます。

今年は芋がらをたっぷり入れた納豆汁で七草をと思い、母に話をすると「なるほどー、雪で草が摘めないものね。」

確かに・・。おいしさにとらわれて考えもしませんでした。

納豆汁のおいしさをひきたてる「芋がら」について、歴女な友人が教えてくれたのですが、芋がらは戦国時代のインスタントみそ汁だったと。

芋がらを味噌で煮込んで乾燥させて戦に携行したとのこと。

必要なときはこれを切ってお湯へ投入。芋がらのお味噌汁の出来上がり~。

戦国武将に思いを馳せながら納豆汁をいただくことにいたしましょう。
2013.01.06:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]