あれから7年。
当時まだお腹にいた二女はこの春小学生になります。
東日本大震災の記憶から、この何気ない毎日のありがたみをひしひしと感じております。
先日、二女の卒園に際し園の理念等の話から、「不滅の法灯」という言葉を先生から頂戴しました。
その理念というのは「母なる大地の回復」というもので、「宇宙・地球・人間、そうしたテーマを持ちながら、子どもたちに接し、ともに生きられるような環境づくり」をすることです。
大きすぎるテーマゆえ、実践するにもどうしたらよいのかなかなか難しいのですが、心の中にこの理念を灯し続けることはできるかな、という話を担任の先生にしたところ、「不滅の法灯」というお話を思い出しましたと返されました。
この「不滅の法灯」というのは比叡山延暦寺が開山された時から1200年もの間、灯され続けているあかりです。
油が切れれば灯りは消えます。
が、灯りが消えないように当番制で続けてきたというのではなく、常にこの灯りのことを気にかける誰かがいて今日まで伝わってきたというのです。
そしてこの「不滅の法灯」は山形にも非常に縁あるもので、山寺・立石寺に分灯されています。
今日、3月11日のことも「不滅の法灯」のように、いつまでも私や誰かの心にあることを願って。。
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