「ふけた」と聞いてドキッとするのは「老けた」という漢字を連想したとき。
「更ける」だと少し夜のファンタジー。
「耽る」だと読書中の娘がどこかの世界に行ってしまったとき。
今回のは「蒸ける」の過去形。
餅つきの朝、実家に電話をし夫が放った言葉「ふけた?」でした。
いつも餅米を蒸してから搗き始めるまで小一時間はかかるので、およその餅つき時間を聞くためでした。
その電話に「!」となったのは私ばかり。
餅米は「蒸す(むす)」とか「蒸し上がる」もしくは「蒸かす」と表現するのが普通だったので、
ふけた→ふける→蒸かす→蒸かした、と脳内変換するのにほんの少しだけ時間を要したのでした。
ちなみに夫の実家ではお赤飯のことを「お蒸かし」と言います。
やはり蒸かしたいんですね。
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