今日もよく冷えました。
こんな日は鍋がいいですね。
山形の冬は7回目ですが、鍋についての山形新発見がありました。
山形の一般家庭ではあまりポン酢を使わない、ということです。
友達から聞いたのですが、山形ではあまりポン酢を使わない、ポン酢を使わずにどうするかというと最初から鍋に味を付けるというのです。
なぜにあんなにスーパーで鍋の素なるものがたくさん並んでいるのかと思っていましたが、山形ではそのスタイルが歓迎されている証拠ですね。
もしかしたらキムチ鍋やもつ鍋あたりが流行りだしたあたりから、全国的に鍋は最初から味付けするものが主流となっているのかもしれませんが、
私の食べ慣れている鍋は、鱈ちり、鶏の水炊きといったさっぱりしたもの。
特に味つけはせず、魚、肉、野菜など素材から出た出汁プラス昆布のうまみでいただきます。
市販のポン酢はほとんど使いませんが、その代わりに大分から送られてくるカボスを切って手搾りし醤油をかけます。
カボスがない時は醤油のみ。山形のように甘いのではなくすっきりとした生醤油です。
野菜など素材の甘みが引き立って、実においしいのです。
山形は野菜がおいしいのに(特に今の時期は白菜、大根、ネギ、春菊が旬で甘くておいしい)、添加物だらけの鍋の素で素材の味を殺すのはもったいないなぁとつい思ってしまいますが、
好みは人それぞれですね、と言えるようになりました。
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