呼び名がいろいろある植物の代表格はコリアンダー(パクチー、香菜)でしょうか。
最近になって、ギボウシにもいろんな呼び名があることを知りました。
山形的には圧倒的にギンボでしょう。ウルイ(ギボウシの新芽)もありますね。
ところが東京在住のおしゃれなお庭を作るお友達はギボウシを「ホスタ」と呼んでいます。
特にバラがすばらしいお庭の持ち主なのですがその様子をブログにのせていて、バラだけじゃないんですとホスタ、アジュガ、ヒューケラなどを紹介しています。
「ホスタ」と目ではその文字を読んでますが、頭の中では「ギンボ」に変換。
そしてうちにもいい感じに育ったギンボがあったわ、と包丁を持って庭へ行きその15分後には食卓へ。
サンマ缶と合わせていい仕上がりとなりました。
缶詰の魚を食べるという文化も持ち合わせていなかった私ですが、こうしてギンボと缶詰という組み合わせを見ていると、災害などで流通がストップするようなことが起こっても不自由なくしのげる気がしてきます。
山形食にほれぼれする瞬間ですね。
さて、友達のブログを見ていて気付いたのが、ホスタなるギボウシの仲間は友達の庭だけで10種もあるということ。
食用に向いてないものもあるのでしょうね。
10種あるなかからサガエという品種に目がいきましたが(その名の通り寒河江出身のギボウシのようです)、我が家のとは違うようです。
山形でも園芸店ではギンボとして売っているので、一般的な品種名はわからず。。
ちなみにギンボの苗は買うと結構なお値段で、我が家にあるのは夫実家より株分けしたものです。
雑草のようにはえているので多少とってきたところで気づかれもしません。
この雑草感が食用植物と思わせる所以かもしれませんね。
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