ここ数年は年に一度映画へ行くか行かないか。
映画館の会員カードを作っても、次に映画館へ足を運んだときには有効期限切れ、なんてことが続いていたのですが、この春に限っては2週連続で映画鑑賞。
今回は美女と野獣を見てきました。
ディズニー好きな友達と、劇団四季好きな友達と三人で、観賞後の感想をつまみに飲もうと夕方の午後の回を見てそのまま七日町方面へ。なんだか東京時代に戻ったみたい。
子どもの手当てさえついてしまえば、映画も飲み会も車や駐車場のことを気にせず、徒歩でふらっと行って帰って来られる山形駅徒歩10分の我が家。
首都圏のうまみを知ってる人間にとっては住みやすいエリアだと再認識する瞬間でもあります。
なかなか乗る機会がないのですが、当然公共交通機関も利用しやすく、昨日の子どもたちはバスを利用しておばあちゃんの家へ行きました。
置賜地方に実家があるという友達は、子どもたちだけで電車に乗っておばあちゃんの家へ行ったりするそうです。
そんな話を聞いてホッとするのも、習い事も通院もすべて親による送り迎えが当たり前の山形で、公共交通機関の出番がある健全さを感じるからかもしれません。
私が子どもの頃は、自転車、電車、バスを使って自分の足でどこへでも行ったもので、今時はその機会がかなり奪われていることになんだかなぁの気持ちでいっぱい。
その昔、東京タワーができた頃、小学生だった伯父は友達と意気揚々と東京タワーを目指して歩いて行ったそうです。祖母には内緒で。
その時に写真を撮られていたようで、後日家族で東京タワーへ行った時、パンフレットか何かの中で祖母は自分の息子と対面。親に内緒で東京タワーへ行っていたことがばれた瞬間です。
写真の中の伯父がとても得意げな満足そうな顔をしていたと嬉しそうに話していたので、さすがの祖母も叱り損ねたのかな!?
そんなわくわく体験を長男にもしてもらいたいのですが、親による送り迎えが染みついてるのか、冒険心より安心派だからなのか、自分だけで行ってごらんといってもなかなか動きません。
が、昨日はお天気に背中を押されたか、妹の世話も引き受けノリノリで出て行きました。
バスターミナルでは行き先を運転手さんに確認したりとモジモジくんは封印した模様。
あとは回数を重ねるだけ。
世界を少しずつ広げるとともにその背中も頼もしくなっていくのでしょうね。
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