弁当開きと聞いて、その光景が浮かんだそこのアナタ
弁当開きは標準語ではない
ということを先にお知らせいたします。
山形出身のママ友が、自分たちでもなかなか気づかない山形方言を見つけた~と嬉しそうにクラスのみんなに報告。
関東出身の私は元より、隣県の福島、宮城出身の人も弁当開きと聞いてポカン。
給食開始時期ということもあり、新年度のお弁当始めの日?
と山開き、海開き、プール開きを連想した人多数。なぜか鏡開きを連想する人まで(笑)
家に持ち帰り夫に聞いてみるも、実家ではやらなかったからピンと来ないという返事。
岩手出身の義母に聞いてみると、当然知ってる、言葉そのままにお弁当を開くことでしょう?
でもそれは少し違うのです。
お弁当を開くには開くけれども、外でお弁当を開くことに意味があるのが山形方言の「弁当開き」。
外でのお弁当というキーワードから私たち県外出身者が連想したのがピクニックですが、
ピクニックだとお出かけメインでお弁当は付随するものになるけれど、お弁当開きはあくまでもお弁当がメインなのだそう。
庭、公園、畑、山、どこであろうと屋外でお弁当を開くことが目的であればそれは弁当開きです。
最初は畑仕事の合間に広げるお弁当をイメージしていたのですが、山形にはお弁当を広げることができる場所がそこかしこにあるということに気づきました。
空は広いし空気もおいしい山形です。
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