この冬覚えた食べ物の一つが焼きみかん。
今日は冷凍みかんのほうがしっくりくるようなぽかぽか陽気でしたが。
焼きみかんの存在を知ったのは、友達の家に幼稚園のお友達とワイワイ集まったときのこと。
干し芋を焼きだした友達の横で別の友達が「みかんも焼こう!」
その一言に
出身地を問わず、何かのせて焼きやすい暖房器具のある家に育った友達は「懐かし~い」。
そうでない家で育った人はキョトン。
私は主暖房はガスファンヒーター(その後、灯油ファンヒーター)という環境で育ったので、ストーブで何かを焼くという経験をせずにきたのでした。
見かけたとしたら、給食の時間に担任の先生が食パンをトーストしていたくらい(笑)
母に焼きみかんの話をすると「昔、よくやったよ」の一言。
火鉢があった時代の話だそうです。
暖房器具次第では今回の私も「懐かし~い」と言えたのだと思うと少し不思議な気分になりました。
母から子へ伝わらずに終わる習慣や体験などは山のようにあるものだと再認識させられつつ、一抹のさみしさも覚えたり。
子どもたちが巣立っていくまでの間にどれだけのことを共有できるのかなぁと感傷に浸ってしまったのは卒業式を控えているからかしら。
でもたまにはそんなことを振り返るのもいいものですよ。
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