毎年恒例、ジイチャン干し柿が出来きあがりました。
今年は干し柿作りの途中で一週間ほど義母が不在だったため干す場所の移動が思うようにいかず、固めの出来だそうです。
(写真の干し柿はトロリとしてました)
いつかちゃんと干し柿作りのコツを教わりたいと思っていますが、感覚によるところも大きいのか気づいた時には柿の干し場所が移動しています。
まず皮むきされた柿は、小屋上の日当たり風通しのよいところへ干されます。
これは観光ポスターでも見かけるような感じですね。
次にボイラー室。
タワシで柿を撫で一時温かいところへ置かれます。
タワシと適度な温度によって、干し柿にシロコと呼ばれる白い粉が吹き出し甘みを引き出すようです。
その後しばらく、寒い廊下へ。
といっても周り廊下の南側。
長く広い廊下はこのために存在するのかと思う瞬間です。
しばらくすると、フィルムに包む作業が始まると同時にはじかれた干し柿がおやつタイムに出され、干し柿の出来上がりを知るという感じです。
約一ヶ月半に渡る干し柿作り。
その年の気候、作業のタイミングが出来不出来に大きく作用する干し柿作り。
自家用という気楽さでいつか自分でもと思いつつ、大量生産されるジイチャン干し柿の消費に協力せねばならないのでした。
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