秋の三連休

連休を利用して東京に帰省しています。

上りの新幹線は通路も立っている人でいっぱいの混雑ぶり。

そんな中、米沢から乗ってきたおばあさんと隣り合わせとなり、うこぎや芋煮など村山地方とは違う食文化について耳を傾けつつ東京に到着。

子供連れでも話し相手がいるとあっという間です。

子供好きなご婦人とめぐり合うことの多い山形新幹線つばさ。

毎度のことながら、本当にありがたいことです。

さて、私が米沢の食文化で一番気になっている「うこぎ」。

生垣に使われる植物ということで有名なうこぎです。

どうやって食べるのかおばあさんに聞いてみました。

茹でて刻んで味噌や醤油などで和えご飯のおともにすることが多いそうです。

これは切り和えと呼ぶ食べ方らしく、各家庭で味付けが異なり、茶飲みの友でもあったそうです。

茶飲み文化もおばあさんの世代までであまり見られなくなり、

うこぎ食もおばあさんのお子さんまでのようで、お孫さんの代ではあまり食べなくなってきているそうです。

ちょっと残念な気もしますが、山形県各地方でそんな現象が起きている一方、昔ながらの食を見直そうという動きも見られることもまた事実。

来春、うこぎを見かけたら私も切り和えにチャレンジしてみようと思います。
2014.11.22:pokonyan:[たべもの]

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