今日から7月。2014年後半に入りました。
が、山形では前半最終日、つまり6月30日に茅の輪くぐり(胎内くぐり)という習慣はないようで、サラ~ッと年の後半に入っていきます。
東京や埼玉では人形(ひとがた)といわれる紙に家族の名前を書いて無病息災を願い神社へ奉納しつつ、鳥居に設置された茅の輪をくぐります。
特に京都あたりでは「夏越の祓」であるこの日はとても重要で茅の輪くぐりをするだけでなく水無月という外郎+あずきのお菓子をいただくそうです。
むしろ現代では神社へ足を運ばずとも水無月を食べることだけは欠かさないようです(笑)
山形ではこのような風習は見かけないな~と思っていたら、
東北は涼しいからでは?と暑い地域へ嫁いだ義姉の見解。
確かに、関東以西で夏といえば疫病が流行ってもう大変という記録が平安以前より見られますが、東北については目にしないような。
記録が残っていないだけかもしれませんが、東北については冷夏や寒い冬に苦しめられるという印象があります。
そんなこんなで茅の輪くぐりの風習がないのかもしれません。
東北の茅の輪くぐりの風習について実際のところはわかりませんが、
さくらんぼの酸味と相性のいい水無月を文月にいただく。
さらには氷を表現しているというこの三角が千歳山に見えてくるという。
このズレた感じがまた東北らしくてステキでしょ?(*^_^*)
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