秋に新そばを食べそこね、冬に突入。
ガッカリしてる間にあれよあれよと春の風物詩
寒ざらしそば
の季節になりました。
寒ざらしそばは大寒にソバの実を上宝沢地区で10日ほど清流に漬け、その後西蔵王で寒風と冬の日差しにさらし乾燥させ、啓蟄の頃できあがるそば。
清流と寒風にさらされることで、アクが抜け甘味が増すという上品なおそばです。
蕎麦らしい野趣あふれる蕎麦が好みの方には物足りなく感じるかもしれませんが、喉越しよろしく江戸好みの更科そばよりさらに甘味を感じます。
いまの季節しか食べられない山形の蕎麦、寒ざらしそば。
ぜひご賞味ください。
写真の天ぷらは食用菊の新芽です。こちらも山形ならでは。
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