大江町の景勝地・神通峡の鉄橋の一つが崩落してしまったそうですが、、、
その大江町が重要文化的景観に指定されているというのを知っていますか?
文化的景観というのは、指定文化財(重要文化財、国宝)、登録文化財、重要伝統的建造物群保存地区にならんで国や自治体が文化財を守ろうとする取り組みの一つで
その街の生業(棚田、漁村、山林、流通など)や風景を守ろうというもの。
平成25年4月現在で35ある重要文化的景観のうちの1つが大江町の最上川の流通・往来及び左沢町場の景観。
最上川舟運によってひらけた町場の景観が評価されての指定なのですが、
大江町在住の知人も「なんで指定されたの?」という反応。
見慣れた風景だとそのようなものかもしれません。
県外から山形へ来た私の目にはすばらしく見える風景も、土地の人にとっては身近すぎてアッサリ再開発の対象に、なんて。
せっかく文化的価値のあるものを捨てず次世代へ継承しようとこの制度が作られたのでしょうね。
山形県内、見渡せば指定級の景観が次々と出てくるのでは???
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