先日、仙台へ行く機会があった。
山形へ転入後初めて行った時のウキウキわくわくはなく、淡々と行って帰ってくる自分がいた。
前回は東京時代におなじみだったお店を見つけては、古い知人を見つけたような安堵感みたいなものがあったのだが、今回はなし。
むしろ県境の山の美しさに心奪われた。
特にすばらしいと思ったのは、帰形(という言い方でいいのですよね?)時の眺め。新緑は目にまぶしい黄緑ばかりでなく、赤や茶色いっぽい若葉も多くさながら春の紅葉シーズン。実に色いろいろ。
葉の色だけでなく、「山」という漢字ってこうやってできたんだなーと実感できる山の形。山を眺めているだけでいろいろなことに考えをめぐらせてしまいます。
そして、単純に、都会のビル群より、手入れされた美しい庭より山のほうが気持ちが落ち着くなぁ、と。
そういえば、我が家のジイチャンになぜ山を持っているのか聞いたことがあります。生活のために山林を手に入れたのか、今後はどうしたらいいか聞いたつもりなのですが、
返ってきた答えは
「眺めるためなのっだな」
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