山形市西部、蔵王がきれいに見渡せる家に住む友人宅へ遊びに行ってきました。
友人のご主人が山形市出身でUターンで山形に住んでいます。
数年の賃貸暮らしの後山形らしい生活をしたいと、街からはずれたところに居を構えました。
彼らのいう山形らしい暮らしとは、畑を耕したり、身の回りにあるものを活用することに重きを置いた自給自足に近い暮らしのようです。
そんなわけで暖をとるのはもちろん薪ストーブ。
その辺に山がたくさんあるから薪集められるかと思って~と入れたそうです。
そんなのんきさが古い地域へ住むことのハードルを下げたのかもしれません。
住人の入れ替わりの少ない集落では、新参者は異人さんのような目で見られることもありますが、全く意に介さず、地域の行事にせっせと顔を出す友人家族。
地域のしがらみも山形らしさの一つととらえれば納得の行動です。
さて、地区は違うんだけど~と「柏倉ぼんぼりまつり」のチラシを見せてくれ
時間になったら行こうということになりました。
会場は柏倉八幡神社。
柏倉の「いわいいわい」に合わせて雪のぼんぼりを飾るというお祭りとチラシには書いてあるのですが、この「いわいいわい」初めて耳にした言葉です。
友人の説明と会場へ行ってみて、いわいいわいの正体がわかりました。
いわゆる、お焚き上げ。
地域によってはどんどん焼きと呼ばれているものです。(山形でこの言葉を使うとややこしいですね)
私の実家のほうでは大晦日にお札やお守りを神社へ持って行ってお焚き上げしてもらうのですが、こちらでは小正月に合わせるようです。
寒さと時間の都合でいわいいわいを見届けることなくの退散となりましたが、ぼんぼり設置のお手伝いをしたり大きな雪玉と作ったり、かまくらを滑り台にしたりと子どもたちは大喜びのイベント参加となりました。
山形市西部は田畑が広がり蔵王がきれいにみえるのが魅力ですが、山形市内の夜景もとてもきれいです。