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岩手から戻りました

  • 岩手から戻りました
岩手県の山奥、八幡平市より山形に戻りました。

行きは日本海側から秋田を長く経由して岩手へ、帰りはさらっと盛岡、北上を経由し、秋田道から湯沢へ抜け山形へ。

真室川が山形県の入口となりました。

行きは遊佐を経由したにもかかわらずあまり見えなかった鳥海山、帰りは湯沢と金山の辺りで真っ白な鳥海山を眺めることができました。

途中、尾花沢にある徳良湖で祭りをしているというので寄ってみました。

祭りはこじんまりしたものでしたが、湖(灌漑用人造湖)が山形においては新鮮。

山形の内陸でヨットが見られるとは思いもしていなかったので余計にそう感じたのかもしれません。

湖の周りには、公園やレストラン、温泉施設、オートキャンプ場、ゴルフ場、テニスコートなどがあり、灌漑用地というよりはレジャースポットという感じです。

が、この湖(というよりため池?)を造る際にうまれたのが花笠音頭の元となった土突き歌だということです。

土木機械などない時代と現代と、変わりゆくものと変わらずにあるものと、いろんなものをいっぺんに見られる東北の風景でした。



2016.05.03:pokonyan:コメント(0):[街歩き]

カフェブーム?

  • カフェブーム?
今日、美容院へ行きました。

美容院ではいつもの美容師さんと山形のことをあれやこれや情報交換するのですが、

今回はお互いが「このところ山形で随分カフェがオープンしてるような気がするのだけれど?!」

「やっぱり?!」

そんな会話でスタートです。

実際のところは足を運んでもいないので、Facebookで見たことや地元雑誌ZERO23に載ってた内容での推測話です。

人口の少ない山形でそんなにカフェができて商売になるのかな?

本業があってカフェが副業というところは強みがあるね(糀屋さんや果樹園のカフェなど)、地主さんがカフェを経営するというのもありそう(収入が安定している)

でも他はどうなのかなとやや冷ややか目線です。

そして、カフェは意外と単価が高いので、ランチと絡めてついでにコーヒーを飲むみたいになるね、というのも共通認識。

山形ではランチパスポートやスイーツパスポートといった食のパスポート本が人気ですが、これらがカフェブームにひと役買っているような気もします。

さらに今年は、みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016 が開催されます。

芸術を楽しみ、カフェでホッとひと息

そんな光景が多く見られそうな今年ですが、数年後はどうなってるのだろうと少し心配にもなるのでした。
2016.04.21:pokonyan:コメント(0):[街歩き]

図書館 どなたでも

  • 図書館 どなたでも
長い春休み、私たち親子にとって図書館はとてもありがたい存在です。

帰省中も図書館にはお世話になりましたが、

実家のある熊谷市の場合、在住在勤の人しか図書館利用カードを作れないので(引越しすると無効になる)、母名義で本を借りてきました。

熊谷市の図書館は家族間でカードの貸し借りにはうるさくないので、なんとか本を借りることができました。

私たちとは逆の動きで、山形に帰省してくる親子もいるだろうと山形県の図書館はどんなかな~と山形県公立図書館横断検索に載っていた図書館の利用案内を調べてみると、

多くの図書館が、在住在勤もしくは同地方(村山、置賜といったくくり)の人であれば利用カードを作れるというスタイル。

どなたでも借りられるという図書館の顔ぶれは、なるほどという感じです。以下の通り。

中山町立図書館
上山市立図書館
村山市立図書館
東根市立図書館
南陽市立図書館

遊佐町立図書館
庄内町立図書館
酒田市立図書館

あくまでも個人的見解ですが、あまり閉鎖的でなく、外からの人や新しいことを受け入れることに対してハードルの低い印象を持っていた自治体。

それから、図書館に力を入れている自治体。

一方で、図書室しかなかったり、図書館のホームページがない自治体もありびっくりしました。

役所の一部に利用案内が載っていたり、OPAC(オンライン蔵書検索)を使えるところもあるので、小さな自治体となるとそれが身の丈にあった運営方法なのかもとも思いましたが。

どの図書館も住民票による館内利用への制限はありませんから、のんびり滞在しやすい雰囲気の図書館(室)であるといいですね。

そうそう、滞在型図書館で忘れてはいけないのが、遅筆堂文庫山形館。

シベールアリーナにある図書館で、作家、井上ひさしさんの蔵書が閲覧できます。

川西町の遅筆堂文庫の蔵書の中から母子向けな図書を選定し巡回しているのだそうです。

おはなし会も催されています。

飲食OKなスペースが設けられているのものんびり滞在を可能しているありがたい図書館です。
2016.03.27:pokonyan:コメント(0):[街歩き]

ジャズピアノトリオライブ

  • ジャズピアノトリオライブ
山形移住後初のピアノトリオのライブへ行って参りました。

大口純一郎 (pf)
米木康志 (b)
本田珠也 (ds)

このメンバーに山形で会えるなんて!

移住直後は、普段都市部で活躍しているジャズミュージシャンも東北ツアーで年に一度くらいは山形にも来るだろうと思っていたのですが、仙台、盛岡、秋田、青森などの東北都市へは行っても山形はスルーの印象。。。

山形でライブハウス経営なんて難しそうですしね。

山形でのジャズライブなどすっかり諦めていたのですが、

大口トリオ東北ツアーの情報を得て、テルサ2階にあるリハーサル室で行われたライブへ行って参りました。

もちろんアルコールの提供などは一切ないコンサートのような雰囲気の会場でしたが、音響もよく、海外でも活躍するプロの演奏を堪能したのでした。

参考に、
チケット前売り 3900円
当日券 4400円

と吉祥寺あたりのライブハウスと比べるとお値段お高めですが、滅多にあるものでないのでヨシとしています。

そして、ライブの主催はジャズ喫茶OCTET。

今回ライブを通して初めてこのお店の存在を知ったのですが、ここに注目していればまたいいライブに出会えそうな予感です。

こうしてまた一つ地元情報を得てホクホク顔な年の暮れなのでした。
2015.12.16:pokonyan:コメント(0):[街歩き]

GOOD YEAR

  • GOOD YEAR
永瀬正敏さん主演の短編映画、GOOD YEAR は

先日の山形ドキュメンタリー映画祭で上映された作品の一つなのですが、

この作品自体はドキュメンタリー映画ではなく、芸工大の映像学科による山形市オールロケのインディペンデント映画。

山形の映画祭ではD.C.P.上映研究というシンポジウムで上映されたものでした。

映画はフィルムの時代からデジタルシネマの時代へ。

その一端を担う実験的映画製作だったようです。

先月、そのロケ地の一つを発見し、浮足だってしまいました。

毎日毎日そこの前を通っていたのに全く気付かず、ある日その建物の裏側を通ったことでようやく気付いたのでした。

観光や旅行でロケ地めぐりを好む人の気持ちがこの時少しわかったような気がしました。

普段目にしてる山形の景色と映画の中と、いろいろと心の中で絡み合うものがありそうです。

GOOD YEAR 続編が楽しみです。

2015.12.04:pokonyan:コメント(1):[街歩き]