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日本一の芋煮会フェスティバル

  • 日本一の芋煮会フェスティバル
山形新聞(9月3日付より)

9月2日(日)は日本一の芋煮会フェスティバルでした。

毎年必ずと言っていいほど全国ニュースでも取り上げられるので、見聞きしたことがある方は多いのではないでしょうか?

実は関東にいた時には花笠まつりのニュース映像は見た記憶がないのですが、日本一の芋煮会フェスティバルのニュース映像は何度となく見ています。

大鍋の周りにはクレーン車にショベルカー。インパクトがあります。

重機好きなチビッコが見たらどういうふうに思うのか気になるところですが、大人の目にもおもしろく映る光景。

実際には目にしたことはないのですが、前日の準備風景から見てみたいものです。というもの大鍋は普段は近くの消防署の側に置かれているのですが、フェスティバルに合わせて河川敷へ移されます。

この直径6mの大鍋、前回ブログでも触れました伝統工芸・山形鋳物の二代目鍋太郎と申します。

初代はというと唐松観音のおひざ元に鎮座。春には鍋の輪っかの中に桜と観音堂を納めて写真を撮ることができます。


ニュースを見て、来年はぜひ日本一の芋煮会に行ってみたい!言ってきた友人連れて、初代鍋太郎、二代目鍋太郎搬入風景、当日二種類の芋煮を食すの三本立ててで楽しんでみたいと思います。

そう、芋煮会では醤油仕立ての芋煮のほかに、庄内の芋煮(お肉は豚肉、味付けは味噌)も用意されているそうなのです。アルミ鍋で作られているのか、小さめの芋煮鍋で作られているのかもチェックチェック。
2012.09.03:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

本日ニク(29)の日

  • 本日ニク(29)の日
お肉屋さんの回し者ではないですが、本日29日はお肉の日!

8月もまもなく終わり。夏の疲れもたまってきたしお肉をドーン!と食べたいなぁ、と思っていたところに本日の広告(写真)。

地元の駅ビルに新規オープンのお肉屋さんの広告です。

開店記念の目玉はなんと、山形牛。

こちらの新聞や広告で「山形」の文字が躍るだけで珍しいことなのですが、オープンの看板商品に山形牛が据えられているというのはうれしい。

関東では群馬や栃木が牛肉の産地ということもあり山形牛はあまり見かけないのですが、関東の牛肉とは違った山形牛のおいしさを広めてくれるお店が開店することにワクワクです。

広告によると、山形牛は「自然と水と愛情が条件」だそうで、サシ(霜降り)がきれいに入り甘みうまみが抜群。

うふふ、今夜のメニューは山形牛の何かです。

牛肉といえば、そろそろ山形の各スーパー・精肉店に芋煮用牛肉がお求めやすい価格で並ぶ頃ではないでしょうか。

初めて牛肉に「芋煮用」のラベルがついているのを見た時にはさすが山形と感心したものです。しかも安い。

帰省先で芋煮を作ろうと思ってもお肉が違うし、こんにゃくも違うので山形の味が出せないのが実情です。

山形へ行く機会がありましたら、ぜひ現地で芋煮を食してください。まもなく芋煮のシーズンが始まります。
2012.08.29:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

乾物料理

  • 乾物料理
山形の郷土食を作ってみました。

といっても、山形のごく一部の方たちのものかもしれません。

それは、紅花干し(紅花の若菜を乾燥させたもの)の煮物。

紅花の産地で有名な山形市高瀬の産直所で「紅花干し」なるものを見つけ、実家の母へのおみやげに面白いかもと購入。それを使ってのお料理です。

紅花といえば、リノール酸とビタミンEが豊富。

リノール酸はコレステロール値や中性脂肪値、血圧を下げる働きがあり、ビタミンEは抗酸化ビタミンの一つで老化・ガン・動脈硬化の予防、血行促進、肌のしみ・しわの予防に一役買ってくれるという。

更年期障害、婦人病、冷え症にも効果ありだそうで、健康・美容の両面で女性には強い味方となってくれそう。

これらの成分は紅花の花の部分の話であって、今回使用した葉や茎の話ではない。近い効果が得られたらいいなぁというところ。

干したものと生鮮のものでは栄養成分が違うのでしょうが参考に。紅花若菜の栄養成分はこちら

さて、作り方。(商品に添付されていた作り方を少々アレンジ)

1.紅花干しは、洗って水から火にかけ、煮立ったら火を止め、そのままお湯が冷めるまで置いておく。その後、水を1、2回変える。(もしくは数分茹でた後、水を替えて一晩置く)

2.油揚げは油抜きをし短冊切り。にんじんは短冊切りもしくは千切り。白滝は食べやすい長さに切り、しめじは石突を取る。

3.紅花は3~4㎝の長さに切る。

4.油ですべての材料をさっと炒め、だし汁と調味料(しょうゆ、みりんなど)を加えて、中火で煮汁がなくなるまで煮る。

5.最後にごま油を回し入れてもOK。


見た目はひょう干(スベリヒユの干したもの)し、香りは、干しぜんまい(「干し」の位置が違うのがおもしろい)、芋がらに似ている紅花干しですが、和の味付けだけでなく、中華、エスニックでもいけそうな、この先の広がりが楽しみな食材です。
2012.08.23:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

8月8日はだだ茶豆の日

  • 8月8日はだだ茶豆の日
だだちゃとは鶴岡の方言で「おとうさん」のことで、8月8日はパパと読めるから

2莢が多い「だだちゃ豆」の形が8に似ているから

何よりだだ茶豆の旬!

ということで鶴岡市で制定されただだ茶豆の日

だだ茶豆、おいしいですよね~。

そのまま食べても、ずんだにしても、フリーズドライにしても豆の味が濃くておいしい。

特定の地域でしか栽培できないのか、生産量が少ない印象で、東京のスーパーでは高値がつき、山形のお菓子屋さんでもだだ茶豆の入手が困難ですと書かれていることも。

うまく入手できたら、お盆のお供えにしたい一品。

子供の頃は、夏になると連日のように父のビールのお供に枝豆むしりをしたものです。

父との思い出深い食べ物。普通の枝豆でもだだ茶豆と呼びたくなりました。
2012.08.08:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

どんどん焼き

  • どんどん焼き
モンテディオ山形のホームスタジアムといえばNDソフトスタジアム山形

単にネーミングライツにより冠に「NDソフト」がついていて、どこかの会社の名前なんだろうなぁくらいにしか思っていなかった。

実際、南陽市にあるエヌ・デーソフトウェア株式会社という福祉・医療関連のソフトウェアを開発している会社がスポンサーになっている。

が、奥が深かった~。

このスタジアムの愛称「NDスタ」は「んだすた」と読むということを、東京在住の姉から教わった。

というのもサッカー大好きで昨晩も埼スタに出かけていた姉。

J2に降格してしまったものの、モンテのことを知らないはずもなくスタジアムの情報もしっかり入っていた。

NDスタは数あるJリーグ開催会場でもトップクラスのグルメスタジアムとして、全国のサッカーファンに知れ渡っているそうなのですが、

確かに、私が姉とNDスタの話になったのも、夏祭りのB級グルメの話から。

以前、山形県総合運動公園に遊びに行った際にNDスタ脇で食べた「どんどん焼き」を思い出し、山形にはあってこんな不思議な食べ物があって~と。

今日から始まる花笠まつりでも当然お目見えするでしょう、どんどん焼き。

里帰りでお祭りを楽しむ方はどんどん焼きを食べて「山形に帰ってきた~」と実感するのかもしれませんね。

かくいう私は、大阪出身の義兄がびっくりした上州名物・焼きまんじゅうで里帰りを実感するのでした。
2012.08.05:pokonyan:コメント(0):[たべもの]