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好きな色に塗ってね

  • 好きな色に塗ってね

 羽前成田駅では長井線応援キャンペーンには、写真展と共に致芳小学校児童の皆さんによる「長井線応援ぬりえ展」が行われます。原画はわたなべひろしさんが提供してくれたもの。わたなべひろしさんは「地獄少女」や「なめこ世界のともだち」などで有名なアニメ監督です。

 

 昨年、わたなべ監督が子供たちの作品をご覧になった時に、「子供たちの作品が本物の列車のデザインになるといいですね。」と語っていました。「そらにはくもやにじをかいてみよう」「すきないろにぬってね」のメッセージには、わたなべ監督の人となりを感じます。

 

 それにしても用紙いっぱいに好きな色を塗って物語を描くことができる子供たちは、やっぱり天才だと思います。年寄りにはできない仕事です。

 

わたなべ監督のプロフィールなどはこちらから

→ 塗り絵に寄せられた思いは・・・:おらだの会 (samidare.jp)

2021.10.21:orada3:コメント(0):[イベント情報]

テーマは「駅」 長井線を応援する7人展Ⅲ

  • テーマは「駅」 長井線を応援する7人展Ⅲ

 フラワー長井線応援キャンペーンに協賛して10月22日(金)から「長井線を応援する地元写真家7人展Ⅲ」が始まります。今回のテーマは「駅」。駅ノートイラスト展をとおして、沿線の小さな駅にも遠くから訪れてくれる人がいることを知りました。また駅ノートには、沿線の風景や駅舎の佇まいに感動したことなどが素直な言葉で綴られています。改めて旅とは、駅とは何だろうと考えさせられました。

 

 (無くなった時に)何が大切なものであるか気づくのではないか。こうして駅があれば、人と人の縁もつながることができる。(「北の大地に消えゆく 駅に集う人々」より)

 

 ポスターの写真は平成23年6月の駅舎再生改修記念事業の時のものです。懐かしいボンネットバスとオート三輪車がお祝いに駆けつけてくれました。あれからちょうど10年がたち、来年は羽前成田駅開業100年です。たしかにこの駅があって色んな人との縁が生まれたのでした。そしてそのつながりの中から、私たちの生き様としても忘れてはいけないもの、大切にしなければならないものを教えられてきたような気がします。7人の作品をご覧いただいて、それぞれの心の中の「駅」を探してみて欲しいものです。

2021.10.19:orada3:コメント(0):[イベント情報]

長井線祭りの広報発表

  • 長井線祭りの広報発表
  • 長井線祭りの広報発表

 長井線祭りのチラシが全戸配布されました。応援キャンペーンは10月24日から11月14日まで、10月24日はフラワー長井線開業セレモニーが行われます。コロナ禍が治まらない中で、ワンコイン列車や各駅での大規模なイベントは自粛していますが、ぬりてつARやフラワーアトリエセンなどの新しい試みも行われます。

 

 羽前成田駅では「駅」をテーマにした「長井線を応援する7人展Ⅲ」、致芳小児童による応援塗り絵展を開催しています。感染対策に注意しながらゆったりと楽しんでください。

 長井線を応援する7人展Ⅲ(10月22日~11月14日) ~  駅茶にて

   期間中の金・土・日の午後1時半から4時まで(最終日は午後3時終了)

 致芳小児童による応援塗り絵展(同 上) ~ 待合室にて

   原画はアニメ監督わたなべひろし氏制作

2021.10.17:orada3:コメント(0):[イベント情報]

「龍神の峯」その2

  • 「龍神の峯」その2

 前回紹介した「龍神の峯」の場所をもう少しよく見たいとの声が聞かれましたので、優遊さんにお願いして写真を提供してもらいました。2本の稜線が並行して伸びている区域がその場所になります。

 

 こうしてみると、私たちの暮らしを見守って来てくれた優しい山並みには、幾つもの稜線が重なり合っていることがわかります。それは厳しかった人生の中で刻まれた深い皺のようでもあり、全てを受け入れてくれる人の心の襞のようでもあります。優遊さんは映像の中で語りかけます。「龍神様が山の尾根を天に向かって昇っていきます。見えますか?」

 

 穏やかな葉山の峯もそれぞれの尾根ぞ厳しき冬を越えたり

 

優遊さんの映像はこちらからどうぞ

→ 西山 (里山)冬霧 冬晴るる 山形県長井市 空撮 優遊 - Bing video

2021.10.15:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

龍神の峯

  • 龍神の峯

 ドローンを使って空撮をしている知人が駅茶においでになった。話題が白兎駅の看板設置の事になると、その方は葉山の峰々の姿が最高の宝物だ、と熱く語り始めた。白兎駅からの葉山も良いが、成田駅方面からの葉山が最もイイと言う。そこには深く削り取られた谷が走り、まるで龍神が葉山の峯を駆け上るかのように稜線が伸びているのが見えるのだ、という。後日見せてくれたのが上の写真です。(朱線は当会が挿入。)

 

 地元に伝わる伝説によると、卯の花姫は三淵渓谷から龍神となって野川を下り、はぎ苑の近くの化粧坂で衣服を整え総宮神社に参内するという。もしかすると卯の花姫と幽体分離した龍神は、その後に葉山の稜線を上って奥の院に入り、置賜一円の豊穣の神となったのかもしれない。平泉の金鶏山のように、荘厳な光背に映える葉山の峰々には、そんな物語が隠れているのかもしれない。知人のドローンを駆使した映像を見ながら、そんな妄想を巡らせる機会もやってみたいものだ。

 

 

【おらだの会】知人のドローン映像をご覧になりたい方は、「ユーチューブ 優遊」で検索してみてください。

2021.10.13:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]