5月3日
ママといっしょにきました。小学校2年生。またきたいなー。
山形鉄道に初来訪です。残雪の山々の景色が素晴らしいですね。自家用車で訪問されている方が多く見受けられましたが、ぜひ列車で来て欲しいなと思いました。(兵庫県H.K)
5月4日
はじめてフラワー長井線にのりました。電車が1両編成でした。
第2期の改修事業を終えてから、ようやく会としての独自の活動を模索することになります。その第1弾が7月22日の「駅舎の魅力と成田の歴史を学ぶ会」。講師に致芳史談会会長の色摩貫司さんと山形工科短大の小幡知之教授を迎えて開催しました。
この時の小幡先生の講演をもとに、おらだの会では平成28年に「羽前成田駅の魅力」を発行し、さらに西大塚駅との比較パネルを制作することになります。さらに成田の歴史や町並みの魅力を教えてもらったことが、次回紹介する「写真家宮嶋康彦さんと歩く写真撮りツアー」へと展開されることになります。(それにしても、珍しく真面目に勉強もしたのですね。)
小幡先生の講話の内容はこちらから
→ 木造駅舎の魅力:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
西大塚駅との比較はこちらから
→ 駅舎探検(成田VS西大塚):おらだの会 (samidare.jp)
【おらだの会】現在「成田駅の魅力」は完売しており、販売いたしておりませんのでご了承ください。
今日の地元紙のコラムに「走る美術館」と呼ばれた上越新幹線の車両が紹介されていた。コラムニストは、身近な美を満喫できるローカル線の旅があることを、左沢線の車窓から実感したとして、「ローカル線はもう一つの『走る美術館』である。」と述べている、柳田国男もまた日本の「小味な風景」を楽しむ旅が、鉄道の旅の醍醐味であると述べている。
鉄道のある風景、車窓からの風景は、季節の移ろいの中で、ほんの一瞬の中にある永遠を私たちに見せてくれることがある。5月14日から開催されていた「長井線を応援する地元写真家7人展Ⅳ ~ 私が好きな場所・季節」も、いよいよ本日午後3時で終了となります。それぞれの作品が描く世界を味わって欲しいものです。
平成24年度も山形鉄道応援の輪が広がった年で、成田駅も応援の対象として認知されてきたようです。4月28日から5月6日までは、山形鉄道大学で講師を務められた鉄道写真家 米屋浩二さんが中心になって西大塚駅、成田駅、蚕桑駅で連携事業が行われました。
西大塚駅では米屋浩二さんが、成田駅では永山さんが写真展を行い、蚕桑駅ではイルミネーションが設置。昨年の沿線サミットなどを踏まえた沿線連携を目指す最初の事業企画だったと思います。またこの時成田駅で写真展をなされた永山さんにはその後も成田駅においでいただき、写真データの提供など協力いただいています。
そして第2弾は、東北地方の私鉄を応援している団体「みちのく鉄道応援団」から特製スタンプ3基が山形鉄道に寄贈されたことです。その3駅が荒砥、宮内、羽前成田駅でした。成田駅が3駅に含まれたことにどのような経過があったのかわかりません。また当時の私たちは、「押し鉄」という楽しみ方があることも知りませんでした。事務室が開場していない時は押すことができないこのスタンプを目当てに降車される方も少なくありません。このスタンプは新しい人たちとの出会いをつくってくれたもので、今では成田駅の宝物となっています。
停車場ノート41 木造駅舎がギャラリーに:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
成田駅の宝物(21) 特製駅スタンプ:おらだの会 (samidare.jp)
第2期(平成24年度)の改修は、西と南側の屋根及び壁面補修、正面腰板部分のトタンの撤去と窓の木枠化を行った。待合室に囲炉裏が設置されたのもこの時である。竣工を祝う会は、開業90周年にあたるため卒寿の祝いを合わせて行うこととした。テープカットの記事に書かれた前宮崎会長の独白が心に残ります。
「成田駅に致芳小学校の先生と児童、そして地元のただ一人の子供であるトモちゃんが参加してくれた事が、とても嬉しかったです。年寄りの想いが、次の世代の記憶に残ってくれればなあ、と思ってます。」
改修工事の様子はこちらから
→ こうして羽前成田駅は甦った:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
竣工と卒寿を祝う会の様子はこちらから
→ 成田駅イベント情報:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)