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未来に伝える鉄道風景展5

  • 未来に伝える鉄道風景展5

 歌丸の人さんの西山からの風景「黄金の里」である。盆地に広がる田園がずっしりとした黄金色に染まる。まるで収穫のこの時を迎えたことを誇示するような存在感が感じられる。

 

 歌丸さんは「雑木が伸びて今はこの風景を見ることはできなくなった。」と教えてくれました。見ることができる景色も変わるのだろう。

 

 我が家から仰ぎ見る山並み、高台から眺めるふるさと。盆地の中で繰り返される季節の移ろい。それは時には疎ましく、時には懐かしいものである。山形県を代表する詩人・真壁仁の「峠」という詩を思い出した。

  → 帰りたくなったら・・・:おらだの会 (samidare.jp)

2022.10.19:orada3:コメント(0):[停車場風景]

万国旗スタンバイ!

  • 万国旗スタンバイ!

 23日の長井線祭りに向けて、羽前成田駅では万国旗が飾られました。以前、成田駅を訪れた方が「地元の人に愛されている様子が見えて、長井線が好きになるんです。」と語られたことがありました。

 

 万国旗は、私たちの長井線を応援する気持ちを表すもの。赤湯~長井間開業100周年時のスマイルプロジェクトのような大規模なものはできませんが、無人駅にもホームだけの駅にも地元の人の手で順次、飾られていくことと思います。

 

 今年はワンコイン列車も出るようです。コロナがもう少しの間静かにしてくれること、お天気に恵まれること、そしてお祭りが盛り上がってくれることを願っています。

 

 

【おらだの会】成田駅での事業詳細は10月13日のブログをご覧ください。

スマイルプロジェクトはこちらから

 → スマイルプロジェクト100 ムービーギャラリー | 山形鉄道株式会社 (flower-liner.jp)

 

2022.10.17:orada3:コメント(0):[イベント情報]

未来に伝える鉄道風景展4

  • 未来に伝える鉄道風景展4

 齋藤順一さんの作品は、「走れフラワー長井線」と題する長井線祭りの時の風景である。この年、成田会場では地元の子供たちが縄文太鼓の演奏でお客様を迎えた。遠来のお客様は、子供たちの素晴らしい演奏に万雷の拍手を送る。子供たちの生き生きとした姿と同に、子供たちを指導する大人たちとの結びつきも見えているのだろうと思う。

 

 列車が入ると、誰しもが手を振って迎える。乗客もそれに応えて手を振り返してくれるのである。窓ガラス越しでも心と心はつながっていることを実感するのだ。こうしたひと時を味わえるのが、ローカル線の楽しさの一つであろう。

 

 フラワー長井線は地元の大人と子供の間の交流、訪れた人々との交流をエネルギーにして走っているような気がする。これまでも、これからも。10月23日には長井線祭りが行われる。こうした風景を味わって欲しいものだ。

 

2022.10.15:orada3:コメント(0):[停車場風景]

長井線まつり(成田会場)のポスターです

  • 長井線まつり(成田会場)のポスターです
  • 長井線まつり(成田会場)のポスターです

 10月23日は、長井線祭り。成田会場でも楽しい企画が盛り沢山です。今年は駅協力会、成田公民館、地元消防団と一緒に羽前成田駅開業100周年記念事業実行委員会を組織して盛り上げます。どうぞおいでください。

2022.10.13:orada3:コメント(0):[イベント情報]

未来に伝える鉄道風景展3

  • 未来に伝える鉄道風景展3

 「夕鶴~おりはた川」と題した山猫さんの作品。小川が流れ、食堂の看板が見えている。列車は決まった時刻にガタンゴトンとレール音を響かせながら踏切(第4池黒踏切)に差し掛かるのだろう。列車と警報機の音は、人々の暮らしの中に沁み込んでいるだろう。

 

 列車は鉄道娘号。まるで列車の旅を楽しむ高校生たちの笑顔のように見えてくる。もしも線路がなくなったら、食堂がなくなったら・・・。

 

 この作品を見ていると、未来に伝えたい鉄道風景はそこに暮らす人々の息遣いを感じ、人々の笑顔が見えてくるような風景ではないかと思えてくる。

2022.10.11:orada3:コメント(0):[停車場風景]