1月14日の投稿で、伊藤桃さんが残した駅ノートへのメッセージを紹介した。伊藤桃さんは鉄道アイドルとして多くのファンを持っている方であるが、今回は只見線の取材のために乗った東北新幹線を乗り越し、わざわざ山形鉄道まで来てくれたのである。山形鉄道を再訪した目的の一つは羽前成田駅を再訪するためだという。
「2021年12月に訪れた時に、イルミネーションの飾りつけをしていました。もちろん本職の方々ではないけれど、心を込めて飾りつけをしているその姿、そして色々なお話を聞かせてくださった人のあたたかさに心惹かれて、また行きたいなと思っていたのです。(無人駅だけれど)全く寂しくなくて、そこにはおらだの会の方々を始め、駅をただの通過点ではなくて、大切な居場所だと思う人々の温もりが、どんな寒い日でもあるのでした。」(「伊藤桃さんのブログ」より)
全国の鉄道を訪ね、それぞれの地で多くの人とのふれあいがあっただろう。彼女に「旅をする意味」を尋ねると、「私は頑張っている人を応援したい、力になりたいんです。」との答えが返ってきた。彼女のインスタグラムのリールには「一番行きたい駅はと聞かれれば、ここ(羽前成田駅)と答えます。見て、知ってできたら訪れて欲しい!」と。わずか40数分の時間でしたが、心に残るひと時でした。
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→ ローカル線の魅力を考える1(伊藤桃さん語録から):おらだの会 (samidare.jp)