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「サライ」の空に

  • 「サライ」の空に

 高校時代の友人から年賀状が届いた。「年齢のせいか、故郷が恋しくなってきました。」と書かれてあった。クラブのスーパースターであった彼も、故郷のことを懐かしく思いだすようになったのか、と感慨深いものがありました。

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 「故郷」というと、昨年10月に亡くなった谷村新司の「サライ(1992年(平成4年)発表)」が浮かんで来る。

 夢を捨てられずに故郷を出る若者が、汽車の窓から見える故郷の空の青さに気づき、切ない思いに駆られる。夢を追いかけて必死に生きる街で、見上げた空に白い雲が流れていく。その先には、父母の愛に包まれて暮らした故郷があったのだ、という内容の歌詞である。

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 友人が都会で想う「故郷の空」は、桜吹雪の空であろうか。それとも、今日のような冬晴れの空であろうか。今年は同窓会の予定があるとのこと。彼とも三十年振りに会えることを楽しみにしたいものだ。

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2024.01.29:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

72歳、また歩いて行きます

1月17日

初めヤマザワから市営西根バスに乗って終点・里巻まで。小雨でしたが30分ほど歩いて成田駅に到着。また歩いて道の駅長井まで行きます。それにしてもこの駅舎、地元の力で大切にしていらっしゃいますね。感動。(72歳じじいより)

 

 

【おらだの会】私らは300m先の郵便局にも歩いて行くのは苦痛です。すごいですね。

2024.01.26:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

駅に残る思い その6(木製ランタン)

  • 駅に残る思い その6(木製ランタン)

 駅舎には「羽前成田駅の木製ランタン」と題したパネルと、10個程度の木製ランタンがある。パネルには「このランタンは、羽前成田駅の改修工事で出た戸の廃材で作られたものです。羽前成田駅の木造の良さや暖かさを知ってもらいたいと思い制作しました。」と記されている。

 

 これを制作したのは、市内の建築関係の短大で学んでいたH君。13年前に、おらだの会では木造駅舎の復元(修繕)工事に取り掛かっていましたが、H君はこの工事に興味を持ち、いつしか私たちの事業にも参加するようになります。

 

 H君は卒業後、仙台に就職したと聞きました。H君の他にも若い人が成田駅に来てくれました。今はそれぞれの道で頑張っていることだろうと思います。H君が残してくれた木製ランタンは、そんな若い人たちとの楽しい時間があったことを思い出させてくれます。ランタンに灯りをともしながら、再会の日を楽しみに待っていようと思います。

 

H君と駅茶のこと、若い人との想い出はこちらから

 → 「駅茶」の思い:山形鉄道おらだの会 (samidare.jp)

 

→ 停車場憧憬 若き旅人達へ:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2024.01.23:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

ロケ地めぐり実現!

  • ロケ地めぐり実現!

1月15日

念願のピンクの車両に乗りました!! 2年越し夢にまで見た「十年三月三十日」ロケ地めぐり、やっと実現したー。ここで同じ空気を吸えてサイコーでした。ドウ様は今頃何してるかな?

 

 

(49)中国ドラマと「駅文プロジェクト」(平成30年):おらだの会 (samidare.jp)

 

2024.01.20:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

カラオケ三昧  新年会

  • カラオケ三昧  新年会

 1月14日は朝仕事に続いて、12時01分発の上り列車に乗車し、あやめ公園駅下車。徒歩にて総宮神社に参拝し、はぎ苑での新年会。これがおらだの会の新年のルーティンコースです。

 今年は地元の日進堂菓子舗の協賛を得て大カラオケ大会を実施したこともあって、参加者は過去最高に上りました。その中には成田出身で仙台在住の落語家さん、五十川出身で神奈川在住の方とその友人で名古屋在住の方もいます。写真は「祝い船」をデュェットで唄う初代会長・石塚さんと2代目会長・峯村さんです。

 成田出身の落語家さんが唄った曲は、海援隊の「ふるさと未だ忘れがたく」でした。彼が万歳三唱に立った時に語った言葉が胸に沁みました。「カラオケを歌いながら、ふるさとはやっぱりいいなぁ、とつくづく思いました。今度は孫と一緒に長井線に乗りたいと思います。今日は呼んでくれてホントにありがとうございました。」

 まるで3月のような暖かな日差しに包まれた一日でした。皆さん、今年もよろしくお願いします。

2024.01.18:orada3:コメント(0):[イベント情報]