悩んだらこの街に来て……
免許合宿で埼玉より来ました。田舎だ、田舎だと初めは思っていました。コンビニは遠く、スーパーや病院など、車なしでは生活できません。その割にガソリン代、バス代、タクシー代の値上げなど、物価高騰による更なるダメージ。色々な社会問題の中、この町の方々が前向きに生活をされているのを見て、自分も頑張らないといけないと思いました。
地域の方々は、見ず知らずの私に対しても必ず挨拶をしてくれます。「今日は寒いね」「雪、気をつけてね」と心配してくれる方もいらっしゃいました。自分は都内での生活に慣れ、当たり前の事もできなくなっているのかと、再認識しました。人として決して忘れてはいけない事を忘れかけていました。
この街には10日間しかいませんが、心温まる事は忘れず、思い悩んだらもう一度この街に来てリスタートしたいと思います。(埼玉県 23歳)
ラーメン大好き小泉さん
11月23日
○フラワー長井線の駅タグ集めで来訪。時々雨降る中の羽前成田駅。虹もたくさん見られました。古き良き駅舎です。(山形出身大阪在住A.F)
○「ラーメン大好き小泉さん」の車両が来ました。うれしい! (佐藤)
【おらだの会】「ラーメン県・そば王国やまがた」キャンペーンとして、「なんようしラーメンカードラリー」が展開中です。また1月18日(土)には、置賜のラーメン・そばを堪能できる「山形鉄道出前列車」が発車します。長井が生んだびっくり肉まん「馬肉ラーメン肉まん」のお土産付きです。ぜひご乗車ください。
たかが駅名板、されど駅名板
山形鉄道から販売されている駅名キーホルダーを買ってきた。幾つかの駅の中から成田駅と西大塚駅を購入した。写真がそれである。西大塚駅は、白地に黒の印刷用フォントであり、他の駅も同様であった。一方成田駅のものは、旧事務室に保管している駅名看板と同じく、青地に白の手書き文字である。
二つの表記を見て、知人が贈ってくれた「されど鉄道文字(中西あきこ著:鉄道ジャーナル社発行)」を思いだした。その本によれば、鉄道の表記や掲示に関する基準は明治期から昭和まで数次にわたって改訂され、職人の手書き文字からすみ丸ゴシックといういわゆる国鉄文字を完成させたというのである。西大塚駅のキーホルダーは、ホームに立っている駅名看板をもとに制作したとのことであり、その字体はすみ丸ゴシックと思われる。
成田駅のホルダーを見ると上から駅名がひらがな、漢字、ローマ字と続く。そしてその下に前後駅のひらがな表記はあるが、ローマ字表記がない。これは規程を外れた表記となっている。実は成田駅には2枚の手書きの駅名看板があり、「成田駅の宝物」で紹介した看板にはこのローマ字表記があるのである。
さて、筆文字で書かれた2つの看板とすみ丸ゴシックで書かれた外用看板。これらは誰が、いつ制作したのであろうか。中西あきこさんは著書の中で「筆文字の駅名標は、達筆な書き振りが駅に風格を与える。」と書いている。たかが駅名板、されど駅名板である。皆さんもぜひ購入して比べてみて欲しいものです。
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