下を向いてちゃいられない。上を向いて、口笛吹いて歩いて行こう(坂本九)。何かがきっと待っている。苦しいこともあるだろうさ、悲しいこともあるだろうさ。だけど僕らはくじけない、泣くのはいやだ笑っちゃえ(井上ひさし)。
【がんばるニャンズ写真展 in 待合室】
ウィルス騒動で、4月に予定していた写真展も中止せざるを得ませんでした。落ち込んでいた中で、ある方のご厚意で、待合室で「がんばるニャンズ写真展」を開催することとしました。
9年前は、「絆」を合言葉に互いに励まし合いました。鉄道写真家の広田泉さんをはじめとする方々に「元気が出る写真展」を開催してもらったのも、9年前のことです。でもこの災厄では、集まることもできないので、それぞれが元気を出していくしかないのでしょう。ブログで順次紹介していきますので、どうぞご覧ください。
駅を利用する人、駅舎を訪ねてくれた人に、「元気出そうぜ」というメッセージが伝われば、と思います。なお、消毒液等を準備することはできませんので、作品等には手を触れないようご注意の上、ご鑑賞いただきますようお願いします。
3月26日
成田が大好きです。何かあると成田を散歩したくなります。駅も、高校の頃毎日利用させていただいたので、思い出がつまった場所です。そんな思い出のある大切な場所をいつもきれいにして下さりありがとうございます。これからも何かあったら駅に来てリラックスしたいです!!!
転職でずっと暮らしていたここから離れるかもしれません。とってもさびしいですが、何があっても「成田が地元!」ということに胸を張って頑張っていきたいと思います。
【おらだの会】もう故郷を離れたのでしょうか。今年はお花見もできず、八幡様の黒獅子も渡御しないようです。ちょっと寂しい春ですが、体に気をつけて頑張ってくださいネ。
さてさて昔話や伝説には、怖い物語が多いものです。中でも屋根裏とか天井裏を題材にしたものには、今で言う「超ホラー」的な物語があるようです。例えば映画では「屋根裏の殺人鬼」。小説では江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」、折原一の「天井裏の散歩者」。さらに多少エロチックではありますが、漫画「屋根裏の侯爵夫人」などなどであります。
さて成田村伝説の第3弾で紹介しますのは、成田村の佐々木宇右衛門家を舞台にした「わさやの怪盗」という物語です。「わさや」というのは土蔵の天井裏のことです。さてさて、怪傑ゾロが出るか怪傑エロが出るか、乞うご期待。
【わさやについて】「わさや」一般的な用語ではないようです。市内にある工科短大の先生にお聞きしたところ、蔵の屋根は「置き屋根」と呼び、その骨組みを「鞘組(さやくみ)」と言うそうです。「わさや」はこの「さやくみ」から来た呼称でないか、と教えてもらいました。ここでは土蔵の天井裏のことを、原文のまま「わさや」と呼ぶことにします。
【おらだの会】今回のお話は、横山文太郎著「成田の歴史」(昭和53年3月 致芳史談会発行)をもとに制作したものです。なお、旧佐々木家についてはこちらをご覧ください。
→ 旧佐々木家 | 成田(なりた) | 致芳ふるさとめぐり | 長井市致芳コミュニティセンター (chihou-cc.org)