3月19日
昔なつかしい駅に来てみて良かったと思います。こんど来れるかどうか解らない今の私には、想い出の駅です。横浜にいるとこのような所は見られませんので来て良かった。最後の想い出になります。
【おらだの会】「最後の想い出」と言わずに、また来てください。いつまでも「想い出の駅」のままで待ってます。
わさやの怪盗伝説は先の通りですが、佐々木家の今昔について写真でご紹介しましょう。昭和45年(「写真で見る致芳」より)と現在の佐々木家の写真です。「成田の歴史(横山文太郎著:致芳史談会発行)」によれば、昭和47年に佐々木家に7棟あったうちの県道沿いの蔵一棟が譲渡されたという。この蔵は、佐々木家の記録には天保年間に造り替えたとされる蔵である。わさやの怪盗が潜んだと思われるのは、この県道沿いの内蔵かと思われますが、今はそれも解体され、本宅の一部分しか残っていないのはとても残念なことです。
成田村の伝説と佐々木家の歴史を、静かに見続けて来た栗の木に登場してもらいましょう。栗の木は佐々木家の象徴ともいえるもので、栗斉、栗園などと雅号にも栗の字を使われていました。
古い写真は、「写真で見る致芳」に掲載されているもので、「大正時代の写真と思われる。…。毎年上杉藩主に献上されたと言われている。立っている人は長井村村長佐々木宇右衛門(太郎助:第11代)氏。」と記されています。その栗の木の子になるのか孫になるのか分かりませんが、今もなお2本の巨木が枝を広げており、往時の姿を偲ぶことができるようです。
今日3月20日は彼岸の中日。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、昨日はポカポカの良い天気でした。羽前成田駅の10月桜を覗きに行くと、やっぱり花が咲いています。昨年の11月から咲き始めて5カ月にもなります。もうすぐ4月、いよいよ春本番がやって来ます。この花は冬の名残りなのでしょうか、それとも春の訪れを告げる花なのでしょうか。
「№1 おせきの物語」は「おらだの会1」
こちらからどうそ
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