がんばるニャンズ 線路をつなげて
広田泉さんの「成田界隈探検写真展」は、明日4日(木)で閉幕となります。最後に、「元気が出る鉄道写真展2011」の出品者メッセージから、幾つかを紹介します。広田さんを真ん中にして、同窓会がやれればいいですね。
〇まだ少年だった頃、写真に関心を持ったそもそものきっかけが鉄道でしたから、走り去る列車の影はまるで遠い日の記憶のようです。(eguchi)
〇この展示も多くの人が参加して、たくさんの意志が注がれています。この人と人との繋がりによって、色々な人の元気が生まれることを祈っています。(yohhei)
〇人や物だけでなく、文化や経済、人びとの様々な感情も運んでくれる鉄道は元気の源です。何かをすることでエネルギーが大きくなる事を願い、写真展に参加させていただきました。(mayumi)
〇今年はつらい事、悲しいことが沢山ありました。でも「必ず明るい未来が待ってる」そんな思いを込めてシャッターを押し続けました。(youko)
〇都会に暮らす中で、故郷での思い出を探すために鉄道写真を撮り始めました。周りの景色が変わっても、鉄道が変わらずそこにあったからです。ホームを歩く人、駅舎で談笑する人、列車の窓に浮かぶ人、そこには間違いなく存在した自分と友人や家族との思い出が重なります。鉄道にはいつも郷愁を、そして先につながる未来を感じます。街と街、そして人と人。大切に暖かく、いつまでもつないでいて欲しいと思います。(hiroshi)
〇今年は大変なことになってしまいました。思い出の場所や大好きな場所が津波や豪雨により被害を受け、線路もまた・・・。何とか線路を繋げ、人を繋げてニッポンを繋げたい。本気でそう考えていますので、応援よろしくお願いいたします。(広田泉)
がんばるニャンズ 本当の応援とは
この写真は今から4年前のもので、手に持っているのはこの年の長井線祭りのチラシです。広田泉さんの提案で長井線祭りに合わせて羽前成田駅、時庭駅、西大塚駅で三駅合同写真展をやることにした際の打合せ時のものです。
こんな写真を見ると、「やっぱり呑兵衛だよな」と思うでしょうが、でもそうではないんですよ。この夜、広田さんは初めて熱い想いを語ってくれたのです。先に紹介した「本当の応援とは・・・」につながる言葉です。がんばるニャンズも、改めて噛みしめたいと思います。
・駅は、地元の人のものだ。でも今、地元の人も駅を見捨てつつある。
・成田駅は、東北の中でも最も“攻めている駅”だ。
・ローカル線は地元の人に愛されないと残っていけない。
・だから私は、駅を愛している人を応援したい。
・そして私は、駅を盛り上げてくれる“人”も含めた基盤を地元につくりたい。
・地元の人に言いたい。皆さんは何をやっている?。 ここで生きる覚悟がありますか?
私達は、この問いに真剣に向き合わなければいけないと思う。
【おらだの会】この記事は、過去にアップしたものに加筆して作成しました。






