HOME > 記事一覧

長井線リポート(27) 2分の乗車で5カ所の踏切

  • 長井線リポート(27) 2分の乗車で5カ所の踏切

 おりはた駅から宮内駅までの約0.6キロには、もう一つ面白いモノがある。それは踏切である。0.6キロに踏切が5カ所あるのである。たった2分の乗車時間だから、24秒に1回踏切を渡ることになる。

 

 踏切音というのは妙なもので、踏切に差し掛かる時には「早くしろ、早くしろ」とせかされるように聞こえ、踏切を過ぎると何か忘れ物をしたような気になるのである。踏切はまた、列車に乗って旅する人と、地元の人との交差点でもある。この関係は東北新幹線では全く味わうことができない。山形新幹線には踏切はあるが、線路が圧倒的な優位に立っており、ローカル線のような互いの存在を認め合うような関係を感じることは出来ない。

 

 いすみ鉄道の「ここには何もないがある」という有名なポスターも、踏切で撮影されたものである。さらに小椋佳の「白い一日」やゆずの歌にも踏切が登場する。踏切というものには何がしか感じるものがあるようである。長井線に乗って、ぜひ体感して欲しい。

 

 

【写真は宮内第4踏切:山猫さん提供】

2021.04.27:orada3:コメント(0):[長井線乗車リポート]

鬱金桜と関山が見頃です 

  • 鬱金桜と関山が見頃です 

成田駅前では鬱金桜(うこんざくら)が満開です。ちょっと遅れて関山(かんざん)が続いています。黄緑と濃いピンクの競演が見事です。最終ランナーの寒緋桜はまだ先のようで、駅前の桜暦はまだまだ楽しめます。なおこれらの桜は、地元の高橋鯉屋さんの所有で、年間を通して手をかけているものを公開してくれています。マナーを守って鑑賞させていただきましょう。

 

2021.04.26:orada3:コメント(0):[停車場風景]

長井線リポート(26) ほのぼのとした風景を楽しむ

  • 長井線リポート(26) ほのぼのとした風景を楽しむ
  • 長井線リポート(26) ほのぼのとした風景を楽しむ

 梨郷駅からおりはた駅へと進む。天気の良い日は、下り方向に飯豊連峰がきれいに見える区間である。おりはた駅はその名のとおり、鶴の恩返しの伝説が伝わる珍蔵寺の最寄り駅である。この駅を過ぎた辺りから、線路の両側にサクランボなどの果樹園が広がり、一家総出で作業をしている姿を見ることがある。両親と祖父母と輪になって「一服」した記憶が蘇ってくる。「街歩きの楽しみは、人の暮らしが見えるところだ。」と教えてくれた人がいたが、「ローカル線」ならではのほのぼのとした風景を楽しむことができる。それにしても残雪の飯豊連峰を見たかったなあ。

2021.04.24:orada3:コメント(0):[長井線乗車リポート]

もう一度来たくて

3月13日

展示場が閉まっていたので、見ることができませんでしたが、雰囲気良かったです。

 

3月14日

○昨年秋に訪問して以来、もう一度来たくて再訪しました。天気悪いのが残念です。

 

○テレビドラマを見てやって来ました。ここで犯人が捕まるやつ(村川透監督)です。コロナのお土産は置いていきません。山形の人と素敵な出会いを期待してます。

2021.04.22:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

空から見ると

  • 空から見ると

 昨日、一昨日と風雨に見舞われ、満開になっていた染井吉野はかなり散ってしまった。「雨上がりの桜はピンクが濃く見えて美しくなる。」と写真家に教えてもらったが、多くの花弁は心残りを感じながら散って行ったように見える。

 

 そんな時、友人から写真が送られて来た。ちょうど10日前にドローン撮影した写真である。ライトアップされた桜を下から見上げるのも良いが、空から見下ろした景色も新鮮だ。桜と列車のライトと駅舎の灯りが絶妙なバランスをもって映し込まれている。どれが欠けても成立しない絵である。

 

 コノ チイサナ セカイ デ ボク ハ イキテ イタ

   ケレドモ ソラカラ ミルト ミンナ ト イキテ イタ

 

 

【おらだの会】写真提供はBmt.さん。駅前の桜は今、枝垂桜が満開で関山や鬱金、寒緋桜などはこれからです。高橋鯉屋さんがライトアップしてくれています。まだまだ楽しめますよ。

 

2021.04.20:orada3:コメント(0):[停車場風景]