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「山形鉄道を応援する七人展」の最後の日、見せていただきました。どれもすばらしい写真でした。ありがとうございました。これからもまた見せて欲しいと思います。(長井)

 

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写真展も最後の日になりましたが、ご苦労様です。ゆっくりと昔の想い出にひたりながら見させていただきました。ありがとうございました。(安部)

 

 

【おらだの会】7人展は、今回初めて開催したものです。写真家の皆さんの長井線への思いと故郷を愛する心に触れることができたような気がします。写真家の皆さんありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

2020.11.14:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

優しい魔法の場所

927日(日)

89歳、おば88歳、84歳を連れて、故郷に連れて来ました。私が子供の頃、この駅を使って田舎の家まで。なつかしい・・・。母、おばたちもなつかしく楽しんでくれて良かった。また連れて来れたら良いなぁ~。  (東京 福)

 

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私の実家は長井市内です。小学校1年生の頃、妹をおんぶしてねんねこを着た母と、長井から成田まで長井線に乗り、草岡の母の実家に歩いて里帰りしたのを、今もはっきり覚えています。車もない時代でしたから、景色をながめながら歩いたのがなつかしいです。 (飯豊町 68歳)

 

 

【おらだの会】不思議なことに、こうしたお便りを読むと、自分にも同じような記憶があったように思えてくる。ノートをとおして、自分も懐かしいあの頃に戻れるような気がしてくる。駅舎はそんな優しい魔法の場所なのかもしれない。

2020.11.12:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

腕木の欠き込み

  • 腕木の欠き込み
  • 腕木の欠き込み

垂木 (たるき)や庇 (ひさし) などを支えるために、柱または梁 (はり) などから横に突き出させた横木を腕木と呼ぶそうです。この腕木の意匠にも両駅の特徴を見ることができます。写真からわかるように、羽前成田駅の腕木は大きく欠き込まれています。それに対して西大塚駅のモノは小さく、その曲線の形状は待合室のカウンターの持ち送りにも似ています。

 

【おらだの会】長井線応援キャンぺーでは、西大塚駅でパネルが展示されましたのでご覧いただいた方もおられるかと思いますが、「駅舎探検(成田駅VS西大塚駅)」を再開します。

エンディングは 荒砥駅のセーラさん

  • エンディングは 荒砥駅のセーラさん

10月10日からスタートした「長井線応援キャンペーン」も、11月8日、最終日を迎えました。各駅には万国旗が飾られ、フラワー長井線の開業記念日にあたる10月25日には、荒砥高校、長井工業高校、南陽高校の生徒たちにエールを送られながら、ヘッドマーク列車が走行しました。また、幼稚園児のぬり絵が各駅に飾られました。今までのような華やかさや、賑やかさはなかったけれど、改めて「フラワー長井線を考えてみようよ」というきっかけになったように思います。

キャンペーンの最後は、荒砥駅のセーラさんに登場してもらいます。長井線は2023年4月で全線開通100周年を迎えます。セーラさんの笑顔に負けないように、私たちも笑顔で長井線を応援していきましょう。

 

【おらだの会からのお知らせ】 長井高校写真部展も本日をもって終了となりますが、生徒さんのもっと素晴らしい作品を見ることができます。場所は「文教の杜ながい」の長沼孝三彫塑館で、12月27日までです。長沼孝三さんの作品に相応しい長井の風景写真を制作するものです。長沼孝三さんの作品を汲み取る心とそれにふさわしい風景を見つける目と、その二つの作品の関係性を文字として表現しようとしています。羽前成田駅では見られなかった、生徒たちの新たな一面が見られます。どうぞ足を運んでみてください。

2020.11.08:orada3:コメント(0):[イベント情報]

物語のある風景 ~ ふるさとにたつ

  • 物語のある風景 ~ ふるさとにたつ

長井高校写真部展も今日(6日)を含めて3日間となりました。生徒さんのコメントやコピーを記載した図録を片手に作品を鑑賞すると、一層楽しくご覧いただけます。今年のテーマ「ふるさとにたつ。」について、顧問の先生が書かれたメッセージを紹介します。

 

生徒たちにとって、それぞれが物語を紡いだその場所が、「自分にとってのふるさとなのだ」という認識は、今はまだ、全くないのだと思います。駅のホームも、近づく列車も、車窓からの風景も、そこにあることが当たり前のものであり、この場所は決して特別な場所などではないはずです。当たり前の、特別でもない場所で、カメラを片手に友人たちと過ごす日々の重みを感じている生徒は、おそらくひとりもいないでしょう。

しかし、高校を卒業し、やがては多くの人がこのふるさとを発ちますが、おそらくその時に初めて「あの場所が自分にとってのふるさとであったのだ」と、気がつくことになるのではないでしょうか。そうして、今はふるさとだと認識せずに立っているこの場所に、やがてはふるさとだと認識して立つ日が来るのかもしれません。やがて立つふるさとで、生徒たちは何を思うことになるのでしょうか。生徒たちの眼には、変わらないふるさとが広がっているのか、変わりゆくふるさとが広がっているのか。今、生徒たちが紡いだ物語が、いつか懐かしい日々の記憶を呼び起こしてくれる手がかりになればと思います。

 

【おらだの会】写真部の生徒たちも、自分たちの子どもや孫も、その多くは故郷を旅立っていくだろう。せめて、「ここが自分のふるさとだ」と思い返せるような故郷を残して行きたいものです。

2020.11.06:orada3:コメント(0):[イベント情報]