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列車が美術館に

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 長井線キャンペーンで今年から始められた事業の一つに「フラワーアトリエセン」があります。それは、山形鉄道の駅舎や列車に地元の芸術文化団体や個人の作品を展示してもらうもので、地域の活性化と山形鉄道の支援に向けた連携の強化を目指した事業です。

 

 私が乗車したアヤメ号には、7人展の作家でもあるお二人の作品が掲示されていました。四季それぞれの景色を知ることができるのは、旅行者にとっては再訪への憧憬を抱くことになるのではないかと思います。また車窓を流れる景色と写真家が切り取った風景とを同時に鑑賞することは、まるでAR(「妄想」現実)の世界に遊ぶような気持になります。

 

 各駅毎に万国旗で出迎え、列車の中では様々なジャンルの作品を鑑賞してもらう。それは旅行においでになった皆さんへのおもてなしであると同時に、山形鉄道を応援する私たちからのエールでもあります。今回の取組が来年、再来年と大きな輪になって行くことを期待したいものです。 

2021.11.02:orada3:コメント(0):[イベント情報]

Show the flag !

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 駅茶を訪れた方に「駅に万国旗を飾っているのは何故ですか?」と聞かれ、キャンペーンの広報チラシを手に説明をしました。チラシの『イベント内容』の項目に「地域の方々がフラワー長井線に対して感謝や応援の気持ちを込めて実施します。」として二つの事業が上げられています。

 ☆白兎駅ホームに駅の四季と地域案内看板の設置

 ☆全駅に万国旗の掲示

 

 しばらく振りでフラワーに乗ってみると、白兎駅には確かに看板と万国旗が飾られていました。「山鉄頑張れ!」と手を振る地元の方々の笑顔が見えてくるようでした。が、その他の駅ではどうだったのでしょうか。万国旗をすでに撤去した駅もあるのでしょうか。

 

 成田駅に降りた時は夕陽が西山に沈みかける時間になっていました。少しだけ寂しい気持ちになりながら帰って来ました。

 Show the  flag! If you  love  yamagata-railway, At least show the  flag!

2021.10.31:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

芋煮会に思う

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 芋煮は山形のソウルフードとも言われています。おらだの会の芋煮は、会員が山から採って来たキノコがたくさん入っていて、芋煮を目的に成田に来てくれる方もいるぐらいです。昨年は鉄道写真家・広田泉さんの特別写真展が開催されたこともあり、全国からたくさんのお客さんがおいでになりました。この人達へのおもてなしはやっぱり芋煮会しかないということで、検温や消毒を徹底しながら盛大に開催したのでした。

 

 けれども今年はいまだ自粛ムードが根強く、会員だけの芋煮会をすることになったのです。距離をおいてではありましたが、会員が一堂に会して酒を酌み交わすのは今年初めての事です。会員からは、「やっぱり芋煮会はやらないといけない」とか「みんなで酒を飲めるのは嬉しいことだ」との声が聞かれました。

 

 ふと「芋煮会って何だろう?」と思いました。芋煮をただ単に食うのであれば、一人でも家族でもできます。けれども「芋煮会」は友達が酒を酌み交わしながら、「同じ釜の飯を食う」如くに鍋の芋煮を食べることなのだ。(当たり前のことですが)

 

 高校の同級生が関東圏の教員になった時、クラスの父兄も交えて芋煮会をやったという話を聞いたことがありました。芋煮会はお花見以上に大切なものがあると思うのだがどうだろう。「またまた酒を飲むための理屈を考えたな!」の声が聞こえてくるようだが(笑)。

 

 昨年の芋煮会の様子はこちらから

 ⇒ 駐輪場で長井線応援芋煮会:おらだの会 (samidare.jp)

2021.10.29:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

拾う神あれば・・・・

  • 拾う神あれば・・・・
  • 拾う神あれば・・・・

 10月24日の長井線祭りのスタートは、前々日の強風によって散乱した杉っ葉拾い作業から始まったのでした。駅前の広場はもとより花壇の草花に絡んだ杉っ葉を拾い出すのは結構大変な作業になります。

 

 見ると駅舎の南側には杉っ葉が山のように集められていました。会員の一人が「ホームの杉っ葉を拾ってくれている人がいるんだ。」と教えてくれました。その方は列車の待ち時間などに、ホームの杉っ葉を拾っては片付けてくれているのだといいます。(確かにホームには、杉っ葉はほとんど落ちていなかった。)

 

 タバコの吸い殻やコーヒー缶をそちらこちらに捨てる人がいる。その一方でホームの杉っ葉を腰をかがめながら拾ってくれる人がいる。拾ってくれる神様がいることに感謝しよう哉。

 

2021.10.27:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

長井線キャンペーンスタート

  • 長井線キャンペーンスタート
  • 長井線キャンペーンスタート

 10月24日(日)、長井線キャンペーン2021がスタートしました。おらだの会では9時に集合して杉っ葉処理と万国旗の掲揚作業を行いました。駅前や花壇、広場に散乱した杉っ葉処理はかなり大変でした。

 

 待合室では長井市地域おこし協力隊の高橋秀孝さんの珈琲コーナーが設置され、地元日進堂菓子舗から特別菓子セットも提供してもらい、会員夫人は無料招待。常日頃お世話になっている会員のご夫人方にちょこっとのプレゼントになったでしょうか。

 

 昨年は広田泉さんの特別写真展が行われ、全国からたくさんのお客様を迎えることができましたが、今年は会員だけの芋煮会。少し寂しい気持ちもありますが、久しぶりの温かな日差しの中で、一年振りにみんなが集まって楽しいひと時を過ごせたのは有難いことです。「やっぱり絆っていいなぁ。」と実感した一日でした。

2021.10.25:orada3:コメント(0):[イベント情報]