HOME > 記事一覧

成田駅前は満開です

  • 成田駅前は満開です
  • 成田駅前は満開です

 いよいよゴールデンウィークに突入しました。県内の桜の名所のほとんどが葉桜になったようですが、羽前成田駅前では今が満開の桜があります。薄黄緑が気品を感じさせる鬱金(ウコン)桜と濃いピンクがあでやかな関山(カンザン)です。

 

 一方、すでに枝の花々がほとんど散ってしまっている染井吉野ですが、古木の幹に直接花を咲かせているのを見つけました。老婆の乳房にすがる赤子のようです。行く春のもう一つのドラマを見るようです。

 

 関山や鬱金桜はこれから4、5日は楽しめるのではないでしょうか。駅と同じく創業100年を迎えた地元の高橋鯉屋さんが管理してくれています。どうぞご覧ください。

2022.04.29:orada3:コメント(0):[停車場風景]

(28)「ご苦労さん」「おめでとうフラワー長井線」

  • (28)「ご苦労さん」「おめでとうフラワー長井線」

 昭和63年4月20日、山形鉄道株式会社の設立総会が開かれた。駅協力会として7株35万円を出資したと記録にはある。時庭駅協力会が出来たのはこの年の9月18日であり、駅協力会として出資したのは羽前成田駅協力会だけであろう。

 

 駅協力会の総会資料によれば10月23日に「ごくろうさん!JR長井線 感謝の集い」を駅前広場で行い、13時56分発の列車の運転手、車掌に花束を贈呈。あわせて大場輝昭成田郵便局長、佐藤才次氏、佐藤伸太郎氏、佐々木松次氏に感謝状を贈呈したという。そして25日には「おめでとうフラワー長井線」として11時13分の上り列車と11時25分の下り列車の歓迎を行ったとある。

 

 写真は開業当日の駅の様子である。大正時代の開通祝賀には緑門(杉葉などで作るゲート)が飾られていたようであるが、この時には車寄せの柱を装飾している。

 

 

【おらだの会】昭和59年から山形鉄道が開業した昭和63年までの駅舎の変遷はこちらからご覧になれます。

 → 停車場の追憶写真帳:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

 

 

2022.04.27:orada3:コメント(0):[羽前成田駅100年物語]

ふるさとの春

  • ふるさとの春

長い冬が終わり、待ちわびた春は来る。空一面に伸びた枝々にあでやかな花が咲いていた。懐かしい友との宴を終えて散る花びらを眺めていた。友が送ってくれた写真を見ながら、過ぎ来し春を思う。ふるさとの春。

2022.04.25:orada3:コメント(0):[停車場風景]

『風と大地と猿の写真展』は明日まで

  • 『風と大地と猿の写真展』は明日まで

 4月9日から開催しています西村佳世徒さんの『風と大地と猿の写真展』も、いよいよ今日、明日のみとなりました。西村さんがSNSに綴ったエッセイと共に作品をご覧になってみてください。なお駅茶では「広田泉氏のおかげでまた世界が広がった」と書かれた西村さんの絵馬、そして故広田泉さんの作品やアルバムなども展示していますので、あわせてご覧ください。

 (開場時間は午後1時半から4時までとなっていますので、お間違えのないようにお願いします。)

2022.04.23:orada3:コメント(0):[イベント情報]

桜のライトアップ

  • 桜のライトアップ

 羽前成田駅前の桜がライトアップされています。ライトアップしてくれているのは地元の高橋鯉屋さん。高橋鯉屋さんは大正11年に創業し、羽前成田駅と同じく今年が創業100年になります。夜桜は艶があっていいですね。高橋鯉屋さん有難うございます。

 

 改めて開花状況をお知らせします。先頭を走ってきた十月桜は葉桜。染井吉野が満開で、枝垂桜が咲き始めです。濃いピンクが鮮やかな寒緋桜や関山、上品な黄緑色の鬱金(ウコン)桜はまだまだ蕾のようです。もうしばらく楽しめそうですよ。

2022.04.21:orada3:コメント(0):[停車場風景]