お盆休みも終わり、羽前成田駅前の舗装工事がいよいよ本格的に始まりました。今日は古いアスファルトをはぎ取り、土盤の均しをしているようです。もちろん歩いて駅構内に入ることは可能ですが、乗用車は進入できません。山形鉄道を利用される方、駅においでの方は十分気をつけておいで下さい。なお、駅茶での「駅ノートイラスト展」も20日(金)の午後1時半から再開します。
成田駅の宝物(27) スィングガールズのポスター
「ジャズやるべ!」の置賜弁が全国を席巻することになった映画「スィングガールズ」のポスターです。長井線が映画に登場したのは、昭和47年に吉永小百合さんが映画「悲しき別れの歌」の撮影を、長井駅前で行ったのに続いて2回目ではないだろうか。(残念ながらその映画を見たことはないのだが)
スィングガールズは沿線各所で撮影を行った作品であり、長井線がその後のテレビドラマ等に多く登場するきっかけとなったまさに歴史的な出来事だったように思う。スィングガールズは2004年に劇場公開であり、あと3年後に20年を迎えることになる。ローカル線と音楽も楽しいものだろう。スィングガールズ、リターン。
【おらだの会】ポスターは現在、掲示しておりません。ご了承ください。
イラスト展 お盆期間は待合室で
明日からお盆となります。13日から15日まではお盆礼等があり、駅茶は休館と致します。そのため駅ノート作品の幾つかを待合室に展示していますので、どうぞご覧になってください。
今回の展示を開始してから、駅ノートの作家さんが何人かおいでになりお話を伺うことができました。以前描いたページがなくなっているとか、○○駅にも駅ノートがあったよ、といったことも教えてもらいました。
駅ノートの作家さんには、精魂込めた作品を使わせていただいたことに、改めてご理解とご了承を賜りたく存じます。また全ての方の全ての作品を紹介することができなくて申し訳なく思っています。
イラスト展は今月の29日までの開催です。展示をご覧になった感想やご意見などをお寄せいただければ幸いです。
New・致芳ふるさとめぐり
駅前広場の入り口に新しい「致芳ふるさとめぐり(羽前成田駅)」の看板が建てられています。以前に建っていたのは昭和50年代に、故郷の歴史や文化を学ぶことを目的に設置されたものでした。その後40年の歳月が経過し、姿を消してしまった祠や移転した史跡なども出てきたために、この度、致芳コミュニティセンターが中心になって再整備されたのです。
新しい看板はQRコードを使って、スマートフォンから様々な情報が見られるようになっています。成田駅の項目では、昭和30年の成田駅の写真が見られます。現在の駅舎と比べながら見られるのは感動的です。
この事業のスタートは、昭和31年に致芳郷土史座談会が制作したスライド「郷土の文化」にあるようです。その後「致芳ふるさと巡り」としてルート化し、さらに今回、現代の情報処理技術を導入してリニューアルされました。新しくなった看板を見て、「ふるさとづくりの思い」は受け継がれて行くんだろうな、と感じます。
致芳コミュニティセンターの「ふるさとめぐり」はこちらから