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貨物列車の背中

  • 貨物列車の背中

 舟越さんからお借りしたアルバムの中で、この写真が気になった。走りすぎていく貨物列車の写真である。一緒に見ていた知人は、「後追い」という撮り方なのだと教えてくれた。「夕暮れ時にテールライトを灯しながら走り去っていく姿は絵になるんだ。」という。それを聞いて、海援隊の「思えば遠くに来たもんだ」という歌の一節が浮かんで来た。

 

 踏切の側に咲く コスモス揺らして

 貨物列車が走りすぎる そして夕陽に消えてゆく

 

 この写真を見ていると、「まだ頑張るのですか」と声を掛けたいような気持になる。ヘッドライトを点けて突き進む姿も良いが貨物列車にも人生を語る背中がある、と思うのは年をとったせいなのだろうか。

 

 

【写真提供:あやめ蕎麦舟越 佐久間信人さん】

2021.09.27:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

さよならSLの頃  停車場風景Ⅱ

  • さよならSLの頃  停車場風景Ⅱ
  • さよならSLの頃  停車場風景Ⅱ

 前回に続いて佐久間信人さんの写真を紹介します。左の写真からは、昭和47年当時の長井駅のレールの配置がよくわかります。現在の2本の他に2線あったようです。カメラらしきものを持って走っている人影も見えます。もう一枚の写真は、発車時間を待っている記念列車。煙草を吸っている運転士と線路に入って機関車を眺める大勢の人の姿が見えます。

 

 

【写真提供:あやめ蕎麦舟越 佐久間信人さん】

2021.09.25:orada3:コメント(0):[停車場風景]

さよならSLの頃  停車場風景

  • さよならSLの頃  停車場風景
  • さよならSLの頃  停車場風景

 「駅舎と96(きゅうろく)展」をファイスブックに投稿したら、「『さよならSL列車』の時の写真を持っています。」との連絡をもらいました。早速お伺いしてアルバムをお借りしたのが上の写真です。これ以外も貴重な写真がたくさんあって、次回にまた紹介したいと思います。原本のアルバムは、あやめ蕎麦舟越さんに行くと見せてもらえます。懐かしい写真を見ながら、おいしいお蕎麦を召し上がってください。

 

【写真提供:あやめ蕎麦舟越 佐久間信人さん】

2021.09.23:orada3:コメント(0):[停車場風景]

木造駅舎がお菓子になった

  • 木造駅舎がお菓子になった

 驢馬さんが訪れた地元のお菓子屋は「日進堂」さんです。「馬のかみしめって何だ?」とありましたが、馬のかみしめは、地元の伝統野菜である枝豆のことです。馬の歯型のような斑点が出ていることからこの名が付けられたそうです。味と香りがとても良い枝豆です。

 

 日進堂さんでは現在、お孫さんが修行から戻って来て頑張っています。彼が「地元の良さをお菓子で表現したい」と創作したのが、「馬のかみしめせんべい」と「パイ饅頭」。せんべいのパッケージにはおらだの会の会員が撮影した羽前成田駅の写真が使われています。

 

  地元に若者が戻って来てくれることは、とても嬉しい事です。おらだの会のメンバーも応援したいと思っています。成田駅にお越しの際は、日進堂さんに足を運んでみてください。

 

「馬のかみしめシリーズ」には、こんなファンもいます。こちらをどうぞ

 → http://samidare.jp/orada2/note?p=log&lid=479012

2021.09.21:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

とにかく歩いてみることをおすすめします

  • とにかく歩いてみることをおすすめします

9月13日

 駅ノート絵師の驢馬さんが書かれたものを写真で紹介します。驢馬さんは白兎駅から成田駅まで歩き、さらに地区内のあちらこちらを探検されたようです。その足取りをたどると郵便局の風景印を調べ、日進堂菓子舗に行き「木造駅舎羽前成田駅」を購入し、大千醤油屋の前を歩き、八反田地蔵でお参りをなさったようです。「とにかく歩いてみることをお進めします。」のコメントが嬉しいですね。おらだの会でも「成田駅界隈探検マップ」のようなものを準備しないといけないような気がします。次回は、驢馬さんの疑問にお答えします。

2021.09.19:orada3:コメント(0):[停車場ノート]