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成田駅の宝物(25) 鐡道窓口釣銭器

  • 成田駅の宝物(25) 鐡道窓口釣銭器
  • 成田駅の宝物(25) 鐡道窓口釣銭器

今回の宝物は、窓口で釣り銭を出す時に使う器械である。今風には「コインボックス」と呼ぶのであろうか。5,1,2,10,20,30,40,100,200,50の数字が並ぶ10個の鍵盤があり、下部に微妙な幅の切り口(釣り銭の吐き出し口)がある。例えば鍵盤の20を押すと、10円玉2枚が押し出されてくる仕掛けである。残念ながら製造元や製造月日の手がかりはない。ハイカラに見えなくもないこの器械を使って、ハツラツと仕事をしている駅員の姿が見えるようである。が、果たしてこの器械がどの程度有効だったのだろう、などと思ってしまうのは私だけだろうか。

2021.07.03:orada3:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅱ]

駅には立葵が良く似合う

  • 駅には立葵が良く似合う

 山形から来られたご夫婦がいました。「駅舎の比較展」をご覧になり、改めてホームを眺めて、立葵の花が目にとまったようです。「駅には立葵が似合うんですよね。」と言いながら、立葵をバックに奥さんを写真に収めていました。

 

 言われてみると立葵は清楚でありながら、立ち姿が晴れやかです。浴衣を着て楽しいおしゃべりをしながら祭りに向かう娘たちのようです。なるほど、田舎の駅には立葵が良く似合う。

2021.07.01:orada3:コメント(0):[停車場風景]

成田駅の宝物(24) 開業記念レコード

  • 成田駅の宝物(24) 開業記念レコード

 今回の宝物は、フラワー長井線開業記念に制作されたレコード「走れ! フラワー長井線」である。この曲は、地元のフォークソンググループ・影法師が、1988年(昭和63年)に発表したものである。影法師が1981年に発表した「今日もあの娘は長井線」は、長井線存続運動のテーマ曲となった。さらに長井駅までの開業100周年には「100年線路」という歌をスマイルプロジェクトのテーマソングとして制作している。再来年の荒砥駅までの全線開通100年にはどんな歌を聞かせてくれるのだろうか。

 

<今日もあの娘は長井線>

 たとえ見慣れた街へでも/小さな旅に出かけてごらん/

 きっと何かに出会うはず/今日もあの娘は長井線

<走れ!フラワー長井線>

 秋になったらまたおいで/ダリヤも菊も紅葉もいいぞ/

 教えてくれた田舎なまりに/心がほんのりあたたかくなる

<100年線路>

 車は兎、列車は亀だが/遅れたものが勝つときもある/

 田舎は田舎で田舎らしく/生きて拓ける未来もある

2021.06.29:orada3:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅱ]

草刈り機 ホームに響く

  • 草刈り機 ホームに響く
  • 草刈り機 ホームに響く

6月27日(日)、午前6時から駅協力会や西根、成田地区の皆さんとおらだの会の協同作業を行いました。市会議員の方と山形鉄道の社長さんにも参加していただきました。継続して実施してきたおかげで、防風林下の雑木もかなり少なくなりました。そして今年は、アジサイ群の箇所を丁寧に草刈りをしました。ツルがはびこり、トゲのある木も潜んでいて結構大変でした。「懐かしい」とか「きれいだね」と語ってくれるこの景色には、そこに住む人々の姿があることを覚えておいて欲しいと思う。

 

 

2021.06.27:orada3:コメント(0):[イベント情報]

「お帰り」と出迎えてくれるような

6月12日(土)

「お帰り」と出迎えてくれるような温かみのある駅舎ですね。

 

6月20日(日)

 昨日はとれいゆつばさに乗り、足湯とおいしいお酒を堪能しました。あいにくと天気には恵まれなかったけど、アテンダントさんたちの笑顔にあたたかさを感じました。高畠で一泊し、古い駅舎を堪能するためにフラワー長井線の羽前成田駅に降りました。

 駅舎に入る風が心地よく感じられ、目を閉じると安らぎを感じました。普通運賃表を見ながら空想の旅をすることもできました。この場所が永遠に続くことを祈り、願います。次は西大塚駅に行きます。(神奈川在住)

2021.06.25:orada3:コメント(0):[停車場ノート]