「跨線橋」のはなし その4

  • 「跨線橋」のはなし その4

 2月の三連休に、赤湯駅の跨線橋に上ってみた。赤湯駅の跨線橋からは、ホームの様子がよく見えるのである。列車が来る方向をのぞき込んでいる若者がいる。スマホを眺めている人たちは、自分だけの世界に浸るように、それぞれ別の方角を向いているようだ。スーツをきっちりと着こなしたビジネスマンは、背筋を伸ばして線路に正対している。一緒に旅行に出かけるのであろうか、楽しそうに談笑しているような家族連れがいる。

 

 ホームはまるでミニチュアのドールハウスのようだ。跨線橋というのは様々な景色を見せてくれる演芸館のようである。

2026.02.22:orada3:[駅茶こぼれ話]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。