「跨線橋」のはなし その3

  •  「跨線橋」のはなし その3

 さて今泉駅の跨線橋には、その他にも興味深い事がある。今泉駅はフラワー長井線とJR米坂線が交差する駅であるが、異なる路線が起点や終点でなく、それぞれの中間駅で接続しているのである。こうした駅は、県内では他に無いようである。もちろん山形新幹線と奥羽本線を同一路線とみなした場合であるが。

 

 米沢駅も赤湯駅もそれぞれ米坂線、フラワー長井線の始発・終点駅である。奥羽本線と陸羽東・西線が交差する新庄駅も、両線の始発・終点駅となっている。蛇足になるが山形駅は左沢線や仙山線の始発駅のように思われるが、両線の始発・終点駅は正式には北山形駅、羽前千歳駅だという。

 

 今泉駅は宮脇俊三の鉄道小説にも登場し、国鉄時代の看板等が多く残り、また転車台の遺構も残っている。加えて今回は、県内でも珍しい跨線橋を有する駅であることも知ることができた。米屋こうじさんの定点撮影写真をとおして、米坂線と長井線を繋ぐ跨線橋の魅力が広く伝わることを期待し、併せて米坂線の復旧が実現されることを祈りたい。

2026.02.19:orada3:[駅茶こぼれ話]

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