木造駅舎での写真展

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 米屋こうじ写真展「守(Shu)」を実施しながら、いつも胸に浮かんでいたことがあります。米屋さんの作品をこのような場所で展示してもらっていいのだろうか。それこそ設備の整ったギャラリーなどで展示されるべきでなかったろうか、という思いでした。

 

 米屋さんの写真展には、「米屋さんの作品を見たくて」「米屋さんのファンです」と、たくさんの方がおいでになりました。そうした中で、写真のような光景が見られるようになりました。憧れの作家とお茶を飲みながら、撮影のポイントを尋ねたり、著書の感想を伝える。

 

 初めは緊張気味だった方も米屋さんの温かい人柄に惹かれて、話が弾みます。「成田駅で米屋さんと話し合えた時間は、私にとって特別なひと時、想い出になりました。」と語ってくれました。

 

 木造駅舎での写真展。ちゃぶ台を囲んでの作家との語らい。この場所で、展示会を行うことの意義を教えてもらったような瞬間でした。この企画に賛同してくれた米屋さん、一人ひとりに丁寧に応対してくれた米屋さんに感謝しながら、11月2日の最終日を迎えたいと思います。

2025.11.01:orada3:[イベント情報]

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