踏切警報器 その5

  • 踏切警報器 その5
 最後は成田第4踏切。東側の警報器は西舘や第2踏切と同じく、2基の赤色灯が横に並んでいます。そして西側に廻ってみると、写真のような設置になっています。なんと縦に配置された2基の赤色灯で対応しています。

 よく見るとこれまでの赤色灯とは異なり、丸い電球そのものが付いており、その丸い電球を黒い壁が3分割しているのです。南北方向から見ると多少細長い楕円形に見えますが、ほぼ通常の赤色灯が光っているように見えます。

 たった2基の電球でありながら、三方向いづれからも2基の赤色灯が交互に点滅して見えるのです。西舘踏切の横並び型よりはインパクトが弱く感じられるものの、2基の交互点滅方式によって、第2踏切よりも警報効果は強く感じられます。

 5回にわたって付近の踏切を紹介してきましたが、如何だったでしょうか。「踏切は同じもの」と思っていましたが、立地場所や交通量さらに経費などを勘案しながら、導入システムを決定したのだろうと思います。フラワー長井線の楽しみ方の一つに加えてもらえれば幸いです。
2025.01.23:orada3:[鉄道豆知識館2]

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