踏切警報器 その4

  • 踏切警報器 その4
 一番南にある成田第2踏切を見てみます。東側の警報器は西舘踏切と同じく、2基の赤色灯が横に並んでいます。そして西側に廻ってみると写真のような構造になっています。

 西舘踏切は6基の赤色灯を設置していましたが、ここでは同じ三叉路でありながら4基の赤色灯で対応しています。正面は2基の赤色灯が横ではなくて縦に並んでいて、「カンカンカン」に合わせて交互に点滅します。南北の道路に対しては、上の電灯が北を、下の電灯が南に向いて付けられています。そのため、2個が交互に点滅する方式にはなっていません。

 西舘踏切でみられた赤色灯の2基横並びによる交互点滅方式は、第2踏切では採用されていません。そのため、目に飛び込んでくるインパクトは、西舘踏切よりも弱いように思われます。それでもここには列車の走行方向を知らせる装置が付けられています。これは西舘踏切と第4踏切にはないものです。それぞれ何年頃に設置されたものか、とても気になるところです。
2025.01.21:orada3:[鉄道豆知識館2]

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