青空を届けたい

  • 青空を届けたい
 12月20日、この時期にこんな青空が広がるのは珍しい。思わず車を止めて写真を撮った。助手席の妻も「うわぁ綺麗!」と歓声を上げた。怖い女房が時折見せる笑顔のようで、何とも言えず有難いものだと言うと、妻はゲラゲラ笑った。

 閉ざされた冬の間は、心も閉じてしまいたくなる。ましてや辛いことが重なる時などは、このまま雪に埋もれてしまいたい気持ちにもなるものだ。けれどもそれぞれの生を全うしていけるのは、こんな青空が来ることを信じているからかもしれない。

 今はただでさえ生き辛い時代のようだ。春を待つ君に、この青い空を届けたい。君の頭上には青い空が広がっているよ、との言葉を添えて....。
2024.12.22:orada3:[駅茶こぼれ話]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。