長井線で実証実験

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 長井線に関する大きな動きが、12月5日の地元紙に紹介された。それは化石燃料を使った従来のディーゼルエンジンの車両を改造して、蓄電池による電動化に向けた実証実験を行うというものである。

 12月9日に長井市役所で実証実験のキックオフセレモニーが行われ、2024年度に設計、25年度に実験車両の改造、26年度に無乗客によるテスト走行という3ヶ年計画とのこと。電力は太陽光発電や置賜野川の小水力発電で生み出された電力を活用する構想である。新車両の購入費削減や燃料費高騰対策、温室効果ガスの排出削減などにつながることが期待されるという。

 ローカル線の厳しい経営状況や地方路線の廃止が伝えられる中で、フラワー長井線でこうしたチャレンジが行われることは素晴らしいことと思います。山形鉄道や長井市その他協力事業者の皆さんに敬意を表し、その成果を見守りたいものです。
2024.12.09:orada3:[駅茶こぼれ話]

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