駅茶においでになった友人から大変なことを教えてもらった。山形市十日町の第2公園に展示されている機関車は長井線を走った機関車だ、というのである。しかもその写真が「長井線の今・昔」という冊子に出ているというのである。友人から送られた写真を見ると、確かに同じ68691号のプレートであることが確認できた。
鬼滅の刃の無限列車が86型をモデルにしていて、同型車が山形市内に展示されていることは地元紙で紹介されていたが、まさかその機関車が長井線で客車を最後に牽引していたとは驚きである。小口氏が「長井線の今・昔」を残さなかったら、そして鉄道に詳しい友人との交流がなかったら、68691号との再会はなかったであろう。市制施行70周年にあたる今年、この記事を書いているのも、なんとも不思議な思いである。
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